今年のカナダのサンクスギビングデイは、10月8日。アメリカと違い、カナダのサンクスギビングデイは、10月の第2週目の月曜日と決っていて祝日です。
サンクスギビングデイは、家族や親しい友人などが集まってディナーを楽しむ日、クリスマスに次ぐ国民的大イベントの日なのです。 私達も、近くに住む友人ご夫妻に招かれて、夕方ウキウキした気分でアパートのエレベーターに乗りました。アパートのエレベーターを降りたところで、黄色のドレスを着たきれいな若い女性と、すれ違う時に“Happy thanksgiving!”とにこやかに挨拶を交わします。それだけで心が弾んでくるから不思議です。 その日は最高によいお天気で、昼間は夏のような陽射しでも、夕方の空気は少しヒンヤリ、紅葉し始めた木々で街は黄金色に彩られ、行き交う人も少しおしゃれして皆楽しそう。 ディナーは、勿論ターキー(turkey)。大きなターキーは、オーブンで半日以上かけて焼かれたそうです。私が行った時は既にさばかれていて、写真が取れませんでした。 またその日はオレンジ・黄金色がテーマカラーなので、パンプキンパイやカンタロープ(cantaloupe、マスクメロンの一種)を食べる習慣があると、移民の英語学校で学びました。私も何かオレンジ色の食べ物を、と考えて、ヤム(yam、サツマイモの一種)でスィ-トポテトを作っていきました。初めて挑戦した一品です。友人はケーキを焼く名人なので、既にパンプキンパイも用意されていましたが、私のスィートポテトも、お皿に盛られていました。オレンジ色の小さな方が、私が作ったものです。 Thanksgiving dayが終るといよいよ秋本番。今年は10月になっても良いお天気が続き、夏の気分が抜けなかったのですが、さすがにサンクスギビングを過ぎると、アパートの窓からも紅葉した木々が見られるようになりました。朝起きてカーテンを開けて、はっとするほど色鮮やかな赤や黄色が目に飛び込んでくるのも今頃です。 外に出ると、歩道には落ち葉が舞うようになり、日に日に木々の紅葉が華やかになっていくのです。バンクーバーの紅葉は、黄色が多いのですが、ウエストジョージアの大通りの紅葉は赤、黄色に先駆けて早く紅葉し、散ってしまうのです。 今年は10月の初旬に、見頃になっていました。ススキのような穂もきれい。下草の黄色い花も黄金色に咲乱れていました。 ウエストジョージアが紅葉すると、次に我家の近所の木々が色づき始めます。この周辺はほとんど黄葉です。 それと同時に、ダウンタウンに行く時に通るネルソン公園の紅葉も一挙に進みます。 ネルソン公園は、スタンレーパークほど有名でもなく、大きくもない公園ですが、私はこの公園を斜めに突っ切る道を歩くのが好き。近くにはファミリーガーデンやドッグパークもある、近隣に住む人達のための公園なので、通るだけでも何となく寛いで、のどかな気分になれるのです。
by amtask
| 2012-10-11 16:39
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Comments(2)
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rabbitjump
at 2012-10-11 23:01
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美味しいご馳走が並びましたね。
amtaskさんのオレンジ色のスイートポテトおいしそう~ 街行く人の楽しそうな雰囲気が判るような気がします。 鮮やかな色が街の人々の心を弾ませるのでしょうか。 素晴らしい風景画次々現れて、私もベンチに座ってみたくなりました。 ステキなよい秋の日ですね~
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amtask at 2012-10-12 01:40
rabbitさん
おはようございます。 今日は朝から曇り空、いよいよダークシーズンに突入。 紅葉が終ると、暗くて雨が多い季節になるので、それだけで気がめいりますが、 カナダの人達明るいのは、色々な楽しみ方を工夫しているからかもしれません。 この公園のベンチ、私もまだ座ったことがありません。 いつも通るだけなのですが、それでも心が和む公園です。 一度は絵にしたいと思っていますが・・・。 東京も暑さが過ぎ、良い季節になったのでしょうか。
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