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備忘録 イタリア旅行ーその2

イタリア旅行-3日目(ベネチア)

3日目の朝、ノヴェンタ・ディ・ビアーブのホテルを出発して、約40分後、ベネチアに到着。バスを降りて、水上バス(ヴァポレット-Vaporetto)に乗り、ゴンドラ船着き場へ。水上バスから見ると、港には大型のクルーズ船が4つも停泊していましたが、バンクーバーで見るクルーズ船より大きいと思いました。

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ベネチアといえばゴンドラ遊覧。一度は乗ってみたいゴンドラです。

団体のツアーなので、すぐゴンドラに乗れました。同じツアーグループのメンバーが5人一組となって、1つのゴンドラに乗り込みました。写真は私たちの乗ったゴンドラの船頭さんです。

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遊覧の時間は約30分。狭い水路を行くのですが、とても狭いところでは、船が行き交う時、船体が岸の壁にこすれるほど。

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行き交うゴンドラの中には、アコーディオンの音楽付きグループがあり、賑やかに歌ったり陽気に騒いでいました。でも若い船頭さんは、ちょっとつまならそうな表情でした。

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30分の遊覧のあと、狭い水路から広い海に出て、ゴンドラは港に戻り、私達は下船して全員集合。

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水路から離れた後は、ベネチア市内観光です。

(↓説明文はガイドさんの説明と、ネットで調べた説明の抜粋です)

サンマルコ広場( Piazza San Marco

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ベネチアの中心的な広場で、回廊のある建物に囲まれ、ドゥカーレ宮殿サン・マルコ寺院などがある。世界で最も美しい広場とも言われており、観光名所のほか、海からの玄関口でもある。また市政と祝祭行事の舞台としてベネチアの歴史を刻んでいる。

サン・マルコは、ベネチアの守護聖人である福音記者マルコに、由来する。サン・マルコ寺院の聖堂の正面部分は柱廊に囲まれた台形になっていて、実際より奥行きがあるようにみえる。この台形広場(piazza)に、海に面したサン・マルコ小広場(Piazetta San Marco)が続いており、全体としてL字型になっている。小広場にはカナル・グランデに面して2本の円柱があり、それぞれ頂上に聖マルコを象徴する「有翼の獅子」像と、「聖テオドーロ」像があり、昔はこの柱の間に死刑執行台を設置したため、地元の人たちはこの柱の間を通り抜けないという。

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★サン・マルコ寺院(Basilica di San Marco)―↑写真の上段 

福音記者マルコにささげられた、イタリアのヴェネト州の州都ベネチアで最も有名な大聖堂。 ビザンティン建築を代表する記念建築物であるとされるが、その当時、コンスタンティノポリスで500年以上も前に流行した形式を採用している。

★ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)―↑写真の中断 

共和国の政庁兼宮殿として使用されてきたベネチア・ゴシック様式の代表建築。ベネチアの玄関口、サン・マルコ広場にある豪奢な造りの建造物。9世紀に創建され、15世紀に大改築された、共和国の政庁兼宮殿として使用されてきた宮殿。内部に大きな中庭を持ち、それをぐるりと建物が取り囲む形になっている。ベネチア映画祭の会場としても有名なこの宮殿、ベネチア・ゴシック様式の代表建築といわれ、ドゥカーレ宮殿の美しさは、白とピンクの大理石で飾られた壁面と、建物を支えている独特の大小のアーチ列柱。一方で、この宮殿の内部には、1516世紀に活躍したティントレットなどベネチア派の画家たちの壁画や天井画が並び、その簡素な回廊の造りとは正反対の豪華な装飾が施された天井が見られる。特に「黄金の階段」と呼ばれる美しい様式美は必見。

かつては行政すべてが行われていたドゥカーレ宮殿。現存している部屋は大統領官邸、裁判所、国会議事堂などの役割を果たしていたもので、その他、武器庫や監獄なども見ることができる。その内部には、ベネチアの繁栄や栄光を讃える作品が所狭しと飾られている。ベネチアは、1204年にコンスタンティノープルを戦略し、クレタ島、キプロス島をはじめ、イタリア半島ではパドヴァやラヴェンナ、ヴェローナなども領土に加え、勢力を拡大した。また、当方見聞録で知られるマルコ・ポーロもベネチア出身で、1271年に東方へ向けて旅立ち、中国(元)のフビライ・ハーンに 仕えた後、1295年に帰国している。「元老院の間」は、ベネチアを代表する元老院の議員たちが外交政策や戦争に関する議論を行った部屋。

★溜め息橋(Bridge of Sighs)―↑写真の下段

宮殿近くの運河に架かるため息橋。17 世紀に、ドゥカーレ宮殿の尋問室と刑務所をつなぐために建造されました。四方を囲まれたこの橋を渡って監獄へ向かう囚人たちが、窓から最後の眺めになる美しい街を見てため息をついたという言い伝えがある。また暗い過去があるにもかかわらず、白い石灰岩でできたこの橋はベネチアでも指折りのロマンチックなスポットとして知られています。恋人たち日没にゴンドラに乗って、橋に下でキスをすると、永遠の愛と喜びに、ため息をつくというのです。


昼食は自由行動―イカ墨パスタ・トマトとバジルのパス・アサリのパスタなど。ツアーメンバーの方達とご一緒しました。パスタは美味しかったでが、イタリアで一番物価の高いというベネチア、お値段も高かったです。

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バスの集合時間まで、ベネチアングラスの加工工程を見せてもらったり、商店街を覗いたり、でも時間に追われて気ぜわしく、何も買いませんでした。

2時半過ぎ、バスに乗り込み次の目的地、カレンツァーノに向かい、4時間後の6時半にはホテルに到着。他の大きなツアーグループも入り混じって、ロビーは賑やかに人が溢れていました。

夕食は、パスタ牛肉の煮込み、ワインと共に美味しく戴きました。

ツアーグループの人達とも顔見知りになり、情報交換したりおしゃべりしたり、楽しい食事の時間を過ごしました。


by amtask | 2017-11-14 22:57
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