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初めてのArt Show

日本に戻って約2週間が経ちました。
日本に一時帰国する直前、私にとっての初めてのArt Show のOpening Reception がありました。絵を通じての友人の一人が、彼が所属するPort Moody Art Centreに、私達日本人の3人展を申し込んだのです。私達は、絵の展示だけを期待していたのですが、センターのマネージャーが、3人展を中心にして「もっと大きなものに」と、From Japan to Canada(日本からカナダへ)をテーマにした大掛かりなイベントを企画したのです。 
そこで私達の絵だけではなく、日本とカナダの文化交流、特に日本の文化を紹介するということで、陶芸・華道・茶道・琴・舞踊・着物の着付け・折り紙などの展示やデモンストレーションが、期間の半ば頃のイベント(Spring festival)の中で行われました。

オープニングの1週間前に、私達は合計約70点の作品を運び込みました。飾り付けや展示は、センターのスタッフが行い、オープニングの当日会場に行って見ると、陶器には花が飾られ、日本文化を象徴する着物の展示などで、華やかな会場が出来上がっていました。
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 Opening Receptionは夕方6時から8時まで。奥の別室には簡単な立食スタイルのご馳走や飲み物が並べられて、華やかなパーティ気分が漂っていました。
私達の絵は、配置よく壁に飾られ、価格も表示されています。
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今回のArt Showにおいて、この値付けが、私にとっては一番難しいことでした。自由に自分で決められるのですが、他の2人の絵の価格とのバランスを考えて、適正な価格を決めなければなりません。
先輩の絵はやはり存在感があります。一人は和服を着た日本女性の絵、もう一人の友人はロッキーの景色の絵を出展しました。

私は12点の絵を出展しました。↓がその一部(6点)の絵です。
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絵に買い手がついても、プレートに売却済みの赤い印が張られるだけで、絵は会期(5月11日~6月8日)が終わるまで飾られるようです。

開催初日、Receptionが始まり、来客が増えてところで、Artistsの紹介があり、3人展の私達の他、華道家・陶芸家、その他のArt workを出品した人などが紹介されました。「枯れ木も山の賑わい」という気軽な気持ちで絵を出品した私が“Artist”だなんて!ちょっと緊張した瞬間でした。絵の先輩のお蔭で、私もArtist として紹介されたのです。
そのイベントの直後、私は日本に一時帰国しました。27日(土)にはSpring Festival の一大イベントが行われたのですが、すべて友人にお任せするしかありません。
それにしても、私の代表作となった絵はセンターのマネージャーが選んだのですが、何と拙い絵でしょう。まだ絵を描き始めて間もない頃に描いた絵、どんなに贔屓目にみても上手とは言えない絵に、このセンターの担当者は興味を持ったようです。私にしては、少しは良く描けたと思った絵は、大した評価を得られないようでした。
絵の評価とは、描いた本人にはわからないかもしれません。

私が日本に戻った後、センターの担当者から、バンクーバー新報という日本人向けのフリーペーパ~(無料の新聞)にこのArt Showの記事が載ったという報告が来ました。
私が記者の方からのインタビューを受けて、その時語ったことが新聞に載っていました。
「人がいる絵が好き、人の存在が感じられる絵を描きたい」と答えたことを思い出しました。
そして、5月27日のFestival の前には、センターのマネージャーの方から、パンフレットを作ったというお知らせが来ました。そのプログラムを見ると、Port moody市の市長さんまで出席されると書いてありました。このセンターのプログラムマネージャ―の意気込みが感じられました。

27日の翌日、出席した友人が写真を送ってくれました。着物の着付けや琴、日本舞踊・華道・折り紙のデモンストレーションの様子を、その写真によって垣間見ることができました。

このイベントが終わった後もしばらく、私達の絵は飾られているはず。私達の絵を見て下さった人達、少しは楽しんで下さったのでしょうか。
描く時間が楽しくて始めた絵、まさか不特定多数の大勢の人の目に触れるとは思っても見ませんでした。
でも絵を描くことは私の趣味、やはり描く時間を楽しむために、絵を描き続けようと思っています。
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by amtask | 2017-05-30 23:04 | Comments(4)

海王丸がやってきた❕

先日の土曜日、練習船海王丸がBC州のリッチモンド市のスティーブストンに来ているというので、朝早く起きて見に行きました。総帆訓練があるのは土曜日だけとわかり、急遽日程を変えて行ったのです。運よく珍しく朝から晴れた日でした。

海王丸はカナダ建国150周年を祝って、リッチモンド市の招請に答えて来てくれたそうです。
帆船海王丸とは. 海王丸は、商船学校の練習船として、誕生した帆船。 昭和5年2月14日に進水して以来、 59年余の間に106万海里(地球約50周)を航海し. 11,190名もの海の若人を育てました。所有者は、公益財団法人 海技教育財

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今回、学生110名(内女子9名)・乗組員59名の合計169名で来たそうです。
海王丸は帆船なので、帆を張った状態が素晴らしく、その姿を見たかったのです。
その訓練が始まる前に船内の内部を、一般公開で見られるはずでしたが、すでに長蛇の列、前売りの切符も必要だったようなので諦めて、早めにFish & Chips のランチをとり、訓練が始まるのを待ちました。なぜかスティーブストンに来ると、揚げたてのFish & Chips が食べたくなるのです。
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総帆訓練が始まり、25の帆が張られていきます。長蛇の列を外れて歩いている時、清々しい表情の学生さんに会いましたが、その学生さんも訓練に参加しているのでしょうか。
帆の数は25枚、1か月の航海で嵐に遭い、1枚か2枚破損してしまったとか。
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人の手で張っていくので、時間はかかりましたが、友人とお喋りしながらの見物だったので、立って見ているのも苦になりませんでした。
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総帆訓練が終わり、私達も帰り支度、ふり返ると、全部の帆が張られた状態の海王丸の姿が見られました。天気の良い日に、美しい海王丸を見られて素晴らしい一日でした。
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by amtask | 2017-05-11 06:30 | Comments(2)

駆け込みスキー旅行

4月半ば過ぎ、カナダの確定申告も終わりほっと一息ついた時、急に思い立ってウィスラーへの小旅行を企てました。今年の冬は雪が多くて、いつまでもスキーは楽しめるとのんびり構えていたのですが、流石に5月になるとスキーシーズンも終わってしまうので、ちょっと落ち着かない気分になっていました。
ウィスラーはバンクーバーのダウンタウンから車で約2時間、充分日帰りもできるのですが、たまにはホテルに泊まってみようとホテルとバスの予約をしました。バスの発着所も、アパートの近くのバラードの駅なのでとても便利、予約したホテルはブラッコムベースに近くて便利な立地、シーズン中は世界一と思えるほどの高いホテル代も、私達の手に届くぐらいに下がっていました。

5月1日の初日は雨でしたが、予定通りバスに乗ってお昼前には目的地に到着。前回来た時は3月半ば、まだスキーシーズン真っ只中という感じで賑わっていましたが、4月24日以降ウィスラー側のゴンドラは止まっていて、その上雨が降っていた為か、ビレッジは閑古鳥が鳴いていました。
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人影まばらなビレッジで軽い昼食を済ませ、お店を出てもまだ雨は降り続き、「今日のスキーは無理かな❓」と思いながら、翌日のためにブラッコム側の様子を見に行くことにしました。5月22日まではリフトも動いているはずですが、ここも人気は少なく、スキーをする気分にはなりません。でも何もしないで一日を過ごすには、時間があり余るし、1本でも2本でも滑ろうということになり、ホテルでチャックインを済ませ、スキーの用意をして外に出ました。何と小雨は降り続いているものの、空は明るくなり、弱々しいながらもお日様が顔を出しました。
その時、すでに2時頃だったのですが、春は夜まで明るいし、リフトは4時まで稼働。初日なので足慣らし、1時間も滑れば充分と、ブラッコムベースからリフトに乗りました。
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急に晴れたので、リフト待ちもなくゲレンデも人影まばら。リフトは順調に動いているのに、なかなか目的地に着きません。やはりスケールの大きいスキー場だという事を実感しました。

短い距離のリフトに乗っては滑り降り、まだ元気ならもう一度という具合に、日本の湯沢や石打のスキー場やバンクーバーのグラウス山のローカルスキー場とは規模が違います。
元気と体力がない時に、うっかりリフトに乗ってしまうと、降りてくるのが大変です。その日の私は足慣らしなので、一つ目のリフトを降りて、下まで降りることにしました。
雪質は普通でしたが、雪はたっぷりあり、人影まばらのゲレンデをゆっくり滑ることができました。とにかく広くてコースも多いので、ご近所さんを見失わないようについていくことに専念しました。
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その日の満足度は半分ぐらいでしたが、足慣らしにはなりました。ホテルに戻る途中、橋の下を流れるせせらぎの音に足を止めて写真を撮ったり、ようやく寛いだ気分に浸れました。
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ホテルに着き、替えて夕食をとるためビレッジに出ました。ビレッジ内はホテル・レストランやショップがあり、車は入れないので安心して散策ができます。
私達が入ったレストランは、初めてウィスラ―に来た時(多分20年ほど前)食事をしたレストランです。そこでパスタとカラマリやビールなどで、簡単な夕食をしました。
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2日目は朝から晴れて、強い陽射し。お昼前にホテルをチェックアウトし、ブラッコムベースへ。その日は予報通りの快晴なので、スキーやボードを楽しむ人々、山を見に来る観光客も入りまじり、前日の閑古鳥は嘘のような賑わいでした。
バンクーバーに戻るお迎えのバスが6時過ぎなので、時間はたっぷりあります。
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少し早めのランチをゆっくりとって、午後券を買い、2つのリフトを乗り継いでPeak 2 peak の発着所まで登り、ブラッコムベースまで降りました。
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とにかくコースが多いので、標識を見てもどっちに行っていいかわからず、ご近所さんの行くところについていきました。青(中級)と緑(初級)のコースを織り交ぜながら滑ったと思います。
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前日足慣らしをしたと言っても、もう少しで下に辿りつくところまで滑った時、急に疲れを感じました。なんとか転ばずにベースに戻り、スキーを外すとき、「次のシーズンが来る前に、体を鍛えておかなくては❕」と堅い決意をしましたが、実現するかどうか…。 

その後、ホテルに戻って預けた荷物を引き取り、コーヒーショップでバスが来る時間まで過ごし、バンクーバー行きのバスに乗りこみました。 約2時間後、バスは予定通りバラード駅に着き、私達も無事家に戻りました。
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by amtask | 2017-05-05 16:25 | Comments(2)