バンクーバーに戻り2週間が経ちました –カナダデイの2日間

早いもので7月も半ば。6月末にバンクーバーに戻った私は、何をして何を見たのでしょう。
まず、時差ぼけの真っ只中で、カナダデイを迎えました。今年は150周年の特別な年なので、いつもの年は7月1日の1日だけでパレードと花火が終わってしまうのに、今年は1日が昼間はイベント、夜は花火。2日目がパレードと、2日間かけて行われました。
カナダデイ初日は時差ぼけでしたが、仕方なく食料の買い出しに街に出ました。
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夕方、アパートの窓からの見える海には、クルーズ船が通ったり、花火を見るため数多くのヨットやプレジャボートが集まってきたり、海の上の賑わいからバンクーバーの真夏を感じました。
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夜は花火の音に誘われて、アパートの下の通りに降りてみただけ。ほんの少し花火が見えました。
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2日目は時差ボケも少し回復し、夕方日本から夏休みをとってバンクーバーに来ていた友人達と一緒に、我家に近い通りでパレードを見ました。
150周年の特別なパレードだというのに、それほど混んでいないので、道路の縁石に座ることもできました。しばらくして空いていた理由は、強い陽射しのせいだと気が付きました。通りの反対側は何重にもなった人垣でいっぱい、日陰だったからです。
パレードのスタートは午後5時から、夏は10時まで明るいバンクーバー。日が陰るまでちょっと辛かったですが、カナダデイのパレードを初めて見る友人が楽しそうに見ているので、いつもは半分ぐらい見て引き上げるのですが、最後まで見てしまいました。

最初はいつものPoliceのオートバイの行進など。
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後半に2つの日本のグループが出場したので、見た甲斐がありました。日本人のグループは、御神輿を担ぐ櫻会と、総領事が載ったトラックの後に続く浴衣姿の盆踊りグループで結構盛り上がっていました。
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最近テロを警戒する風潮がバンクーバーでも感じられますが、今年のカナダデイには英国皇室からもチャールズ皇太子とカミーラが訪問されていることもあり、日本領事館から警戒するようにとのお知らせがありました。でも無事にカナダデイの2日間が終わって良かったです。いつまでも平和なカナダ・日本そして世界でありますように!
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# by amtask | 2017-07-16 04:44

備忘録―日本滞在中、東京で見たもの

5月半ばに日本に行き、バンクーバーに戻る6月末までの45日は、本当に短く感じました。
最初の半月は日本での仕事を少し、後は日本の家を維持するための雑用をこなしているうちに終わってしまいました。
6月に入ると、残る滞在期間は1か月を切ります。Japan rail pass を買って来たので、プランを立てることにかなりの時間を割き、その旅行で1週間、瞬く間に6月も後半になり、その合間に友人と再会するために、東京の街に出かけていきました。備忘録として、見たもの並べてみました。

☆東急文化村(渋谷)日本に帰国すると、ここで時々友人とランチをします。渋谷駅から徒歩10分ほどのところですが、落ち着いた雰囲気が気に入っています。
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☆新宿の駅近くにある東郷美術館(※参照)
ここは便利なので、一人でも気軽に行ける美術館。その日は画家になった友人のC子さんと、ランチをした後、「ランス美術館展」(※※参照)を見に行きました。
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☆6月の初旬、Y子さんの友人が出展しているグループ展を見に成城学園に行きました。途中、見たこともない程大きい枇杷の木があり、枇杷の実が沢山実っているのを見ました。
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展示されていたご友人の風景画は水彩で、影が効果的に描かれていたのが印象的。
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☆6月上旬、Hさんと渋谷で食事をした後、青山方面を歩いてみました。国連大学の前では恒例のFarmer’s market が開かれていました。
青山通りには、カナダ発祥のBlenz coffeeの店があるのですが、日曜日なので満員。その周辺のお店はどこもいっぱい。この周辺は私の現役時代の職場に近く、Farmer’s market やBlenz coffeeのある町、何となく馴染める街なのです。Tokyo Women’s Plazaまで行って、ようやくコーヒーを飲むことができました。
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☆渋谷駅も馴染みのある駅ですが、井の頭線の駅構内からスクランブル交差点が見えます。その日は怖い程の凄い人・人・人でしたが、信号が変わると一遍に車道から人が居なくなるのです。最近この交叉点は外国人にとっては珍しいらしく、旅行者が写真を撮っている姿が見られます。
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☆最近の銀座は人が多くて敬遠していたのですが、中学時代からの友人2人と会うために銀座に行きました。待ち合わせ場所は、鳩居堂―キュウキョドウ(※※※参照)。夏らしい飾りつけがされていて、中を覗くだけでも楽しいですが、その日は、カナダに住む友人の依頼があり、少し早めに行って折り紙を選びました。この場所の地価は、日本一高いことで有名、商品も高いのですが、大勢の女性のお客さんで店内はいっぱい。
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☆銀座でランチをした後、最近完成した銀座6(銀座シックス)に行って見ました。ここは半年前に通った時は、まだ工事中でした。以前、銀座松坂屋のあった場所。草間彌生さん(※※※※参照)のデザインで内装が施されていました。日本で今有名なArtistだそうですが、私は今回日本に来て初めて、草間彌生という名前を知りました。私の女性の友人でその名前を知らない人はいませんでした。私はすっかり浦島太郎になってしまったようです。
ここで、友人達とお茶しました。何でも高い銀座ですが、コーヒー1杯が1000円程度はするのです。
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☆今回の滞在で歯医者さんに3回通いました。6月後半の最終日は、友人の集まりがあり、高幡不動に住む友人のご自宅に一人遅れて行きました。高幡不動駅で乗り換えたのが、初めて乗る多摩モノレール。東京からそれほど遠くないのに、遠くの山を背景に自然が残っている景色が見えました。
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☆バンクーバーに戻る数日前、息子の誕生祝いを兼ねて雑司ヶ谷のアパートを訪ねました。いつもの年は6月末頃には、バンクーバーに戻っているので、誕生日を一緒に祝うのは本当に久しぶり。
アパートの前の邸宅に大きな紫陽花の木があり、沢山の花が咲いていました。
息子が生まれる前、実家の庭に咲いていた紫陽花の花を見ながら、ベビードレスを縫ったことを思い出しました。遠い昔のことですが・・・
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【参照】
※東郷清治記念美術館(損保ジャパン日本興亜美術館)
新宿の駅に近く、ゴッホのひまわりやセザンヌの原画などが常時みられるので有名。

※※ランス美術館展
フランスの古都ランスは、シャンパーニュ地方の街で、5世紀から歴代のフランス王が戴冠式を行った大聖堂のあることで知られています。発泡性ワインの「シャンパン(正式にはシャンパーニュ)」でも有名で、ランス美術館は、その「シャンパン」の生産で財を成した人々によるコレクションをもとに、1913年に開館しました。現在ではフランスの絵画や工芸を中心に、中世から現代に至る幅広い作品を有しています。この度、同美術館の大規模な改修に合わせ、そのコレクションの精華をご紹介できることとなりました。
本展では、ドラクロワ、ジェリコー、コロー、ミレー、ピサロ、シスレー、ゴーギャン、ドニをはじめとする17世紀から20世紀の巨匠たち、そして晩年この地で洗礼を受け、制作も行ったレオナール・フジタ(藤田嗣治)など、特別出品を含む名画約70点を展示します。(美術展の案内文より)
 
※※※鳩居堂(きゅうきょどう)
書画用品・香の老舗専門店である。1663年に薬種商として創業し、蛇頂石などの民間療法薬を販売したが、その後徐々に業態を転換し、香や文房具を扱うようになった]。京都に本店、東京に銀座本店を置いており、東京鳩居堂はさらに5つの支店を持つ。1万点の商品があり、4、5千点は常時店内に置いているという。

※※※※草間彌生(くさま やよい)
日本人の芸術家。1929年、長野県松本市生まれ。
幼い頃から悩まされていた幻覚や幻聴から逃れるために、それらの幻覚・幻聴を絵にし始めた。1957年に渡米すると絵画や立体作品の制作だけではなくハプニングと称される過激なパフォーマンスを実行し、1960年代には「前衛の女王」の異名をとった。草間彌生のいくつかの作品は、水玉模様などの同一のモチーフの反復によって絵画の画面や彫刻の表面を覆うことが特徴の一つである。カボチャをモチーフにした作品もしばしば見られる。
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# by amtask | 2017-07-07 16:15 | Comments(2)

真夏のバンクーバーに戻りました

あっという間に1週間が経ってしまいましたが、6月末、梅雨の合間の東京を後にして、バンクーバーに戻りました。
予定通りお昼前にアパートに到着、昼食後、お昼寝をしました。飛行機の中では、いつものことですが、ほとんど眠れないので、バンクーバーの家に戻り、ベッドの上で思い切り手足を伸ばして昼寝をするのは、私にとって至福の時。

夕方目を覚まし、夕食の為の買い物に出かけました。そのついでに足を延ばして海岸を歩いてみると、夕方だというのに日は高く、人々は散歩したり、ベンチで寛いだり、
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子供は噴水で水遊び、大人はパラソルの下でビールを飲むという、まさに真夏の光景が目の前に広がっていました。バンクーバーの夏は夜9時か10時頃まで明るいのです。
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これからしばらくは夏ですが、あと1か月もすると秋風が立つ秋が来てしまいます。
短い夏を思い切り楽しまなくては、と思いながら、アパートに戻りました。
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# by amtask | 2017-07-07 07:32

Japan Rail Pass の旅 その3

秋田 乳頭温泉と田沢湖への旅

能登半島の旅行から戻った翌日、秋田県の乳頭温泉へ行きました。
最初は、ゆっくりお昼近くに東京駅を発つ新幹線に乗り、夕方目的地の乳頭温泉に着けば良い、と考えたのですが、早めに行って鄙びた温泉をゆっくり楽しむことにしました。

当日、東北新幹線「こまち」に乗り、午後1時過ぎに田沢湖駅に着きました。以前角館に行った時にもこの特急列車に乗ったのですが、田沢湖駅に降りたのは初めて。遠くに見える山にはまだ少し雪が残っていました。
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降りてすぐ、観光案内所でバスの切符を買い、乳頭温泉行きのバスに乗って約40分。乳頭温泉の一番奥にある蟹場温泉に着きました。バスを降りて、旅館に辿りつくと、セミの鳴き声のような音が響きわたってました。通りかかった男性に聞いてみると、「自分も今日来たばかりで分からない」というのです。後に旅館の人に尋ねて蛙の鳴き声だと判明したのです。蛙の声、聞いたことがあったかどうか覚えていないのですが、ここの蛙の声はとにかく大きかったのです。
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チェクインの時間は3時からですが、2時にチェックインして部屋の通され、一休みして近くを散策することにしました。
私達の部屋は12畳の和室、2人なので広すぎるぐらい。窓からは木々の新緑がきれいです。
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身軽になって外に出てみると、きれいなピンクの花が咲いていました。どこか見たことのある花、数年前東北を旅した時、白神山地を歩いた時に見た花だと気が付きました。
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少し歩くと渓流や橋があり、山深いところに来たのだという実感が感じられました。
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旅館の傍の山道の入口にはいろいろな標識があり、乳頭山に入る時の注意などの他、「熊に注意」というのもありました。先日のテレビで、「筍とりの女性がクマに襲われた」というのを思い出しました。あれも秋田県、そう思うと急に怖くなったのですが、熊に遭わないことを願って行くしかありません。
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それぞれ温泉旅館には特徴があるようで、外観・環境も違うようです。大きな音とたててて流れる渓流の音が聞こえる旅館もあったり、熊が出そうなところもあったり、私が予約したのは蟹場温泉。その昔、沢で蟹が沢山獲れたので「蟹場温泉」と名付けるられたとか。
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遊歩道というので、もっと歩きやすい歩道を想像していたのに、この遊歩道はまるで山道を歩くような感じでした。
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乳頭温泉の集落を一周するのに1時間半ぐらい歩き、夕方前に旅館に戻りました。
夕食の時間まで時間はたっぷり。この旅館には露天風呂が2つ。大きい露天は混浴。小さい露天は女性用です。その他屋内のお風呂が2つ、岩風呂と木風呂があり、これはそれぞれ、男性用と女性用に分かれています。
その日の夕方は大きめの木風呂に入りました。とにかく古い温泉、木の浴槽は黒光りしてヌルヌルした感じでした。本当に鄙びた温泉で、しかも私独りで独り占め。
入浴後、一休みして、食事が用意された、ダイニングに行きました。畳の大広間に私達含めて4組の食事が用意されていました。
上げ膳据え膳と言いますが、何も考えなくて何もしなくて食事が用意されていることだけでも嬉しいのですが、今日のお任せのお料理は秋田の食材を使った料理が並び、味も良く完食できました。
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食事が済んで部屋に戻り、テレビを見ながらうとうとしたのですが、時計を見るとまだ8時半。私の日常では、今頃夕食を食べている頃ですが、旅の疲れもあり、9時には寝てしまいました。

翌朝、早く目が覚めたので、露天風呂に行ってみました。大きい方は見ただけ。
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私が浸かったのは女性用の小さいほうの露天風呂。この時も私独り、大きな木のお風呂があるだけでしたが、浴槽の傍に聳えるぶなの木を見上げながら温泉に浸かるのは、とても良い時間でした。
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入浴後は、朝食をとり、チェックアウトを済ませ、田沢湖行きのバスに乗りました。

乳頭温泉と田沢湖駅の間に田沢湖畔があり、そこでバスを降り、湖畔を歩いてみました。
田沢湖に来たのも初めて、日本一深い湖だということで、きれいな水の色の湖です。
バスを降りた何組かのカップルは、遊覧バスの乗り場に行きましたが、私達は湖畔の遊歩道を歩くことにしました。
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人も少なく静かな湖畔の散策は、とても気持ちの良いものでした。
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しばらく歩くと、ボートのようなものが水辺に乗り捨てられていました。その辺りはキャンプ場になっていたのです。湖の遊歩道もここで終わっているので、元来た道を引き返すことにしました。
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雨もポツポツ降ってくる気配なので、バス乗り場に行き、田沢湖駅行きのバスに乗り、東京行きの新幹線に乗り込んだのです。
また新幹線の時間を繰り上げてもらったので、予定より早く東京に着き、無事に1週間の
Japan Rail Pass の旅を終えることができました。
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# by amtask | 2017-06-22 18:52 | Comments(4)

Japan Rail Pass の旅 その2

能登半島へ

2つ目の小旅行の目的地は金沢・能登半島でした。
能登半島への旅行は、若い頃から2回ほど計画したのに実現しませんでした。3回目の正直で今度こそと、気合を入れて計画したのは、①氷見線に乗る。②和倉温泉に浸かる。③白米千枚田を見る。でも余りにも能登半島は不便なところ②の温泉は諦めました。

旅行の1日目、まず北陸新幹線で新高岡に行き、そこから在来線の高岡に出て、氷見線に乗り変えました。氷見線に乗るのが第一の目的。氷見線に乗り換えるのは、ちょっと複雑で戸惑いましたが、海沿いに走る氷見線から見る海の景色はきれいでした。昨年の秋に黒部渓谷に行った時にも、氷見線に乗りたかったのですが、ローカル線は本数も少ないので、近いのに不便、仕方なく諦めたのです。
高岡から氷見までは約30分、「雨晴」という駅を過ぎると、海沿いに出るので海の景色が見られるのです。
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氷見の駅について観光案内所に行き、地図を見ながら説明を聞き、行き先を朝日山公園に決めました。小高い丘の上にあるので、見晴らしがよいというので、散策を兼ねて行って見ました。街を歩いても繁華街らしい商店街もなく、ひっそりした道路に殆ど人は歩いていません。氷見駅に戻っても、駅舎は平屋、ぽつんとタクシーが1台停っているだけ。
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駅に着いた時はちょうどお昼時、駅の傍の小さなカフェで限定20食というランチを食べたのですが、2時頃だったのに、限定20食のランチがまだあったことに、ちょっとびっくり。
食事を終えた後は、高岡行きの氷見線に乗りました。
雨晴の駅まで往路と同じ海が見えるのですが、見る方角が反対なので、見飽きることはありません。
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高岡についたものの、新幹線の駅「新高岡」に行く電車を待つ間が長いことを知り、新幹線が停まる「富山」に戻りました。この駅は降りたことがなかったので、降りて駅の周りを一周してみました。

富山から再び北陸新幹線に乗り、金沢に辿りついた時はすでに夕方。
翌朝、観光バスに乗る集合場所を確認して、駅から近いホテルに行きチェックインしました。
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翌朝、ホテルを出て金沢駅東口のバス乗り場へ行き、バスが来るのを待っていると、十数人の人たちが集まってきました。
バスは定刻に出発して、金沢の市街地をぬけて輪島に向かいます。
最初に立ち寄ったのは輪島。バスを降りて輪島朝市を見に行きました。ちょっと興味を持って魚の干物を見ていると、「まけるから~」と声がかかります。ついに4種類の魚の一夜干しを買ってしまいました。8枚の干物が1000円、それが12枚ぐらいにしてもらって商談成立。その日の夜東京に帰るというと、ペットボトルを凍らせた保冷材も梱包してくれました。家に戻って封をとくと、生産者の名前と電話番号が記された小さなカードは出てきました。他の製品にも同じようなカードが袋の中に入っていました。これは朝市に出品するためのルールだと思いますが、消費者としては安心できることだと思いました。
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朝市を見た後はいよいよ白米千枚田です。
期待した通りの海を背景にした大きい棚田、細かい魚の鱗のような田んぼが織りなす幾何学的な模様が何とも言えません。丁度、田んぼで農作業している人々の姿を見ることもできました。
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この地域も老齢化して、農作業できる人が減り、いつまで棚田が存続できるかわからないという状況のようです。面白い地図を見つけました。小さな鱗のような田んぼの所有者の名前を記した地図です。小泉元首相や今話題の人安倍昭恵さんの名前もありました。
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もっと時間があれば周囲を散策して見たかったけど、この辺鄙な棚田に来られただけでも良かったと、満足して次の目的地を目指すバスに戻りました。
お昼は、リゾートホテルのダイニングに用意されていました。時間に限りがあるので、皆同じメニュー、1時を過ぎていたので、何を食べても美味しかったです。
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その後は、キリコ会館。最初、キリコはガラス細工の一種だと思ったのですが、 輪島キリコは巨大な灯篭。ここにはキリコ灯篭と神輿が展示されていて、 館内は照明を落としてライトアップされているので、祭りの雰囲気を味わうことができました。その他、演歌で有名な「岸壁の母」の碑・世界一長~いベンチ
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そして昔読んだ松本清張の小説(ゼロの焦点)の背景になった、断崖絶壁の景色等を見て、
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最後に、千里浜なぎさドライブウェイ(海岸沿いの砂浜が車道となっている)を走り、金沢駅に着いたのが夕方4時過ぎでした。
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東京に戻る予定の新幹線の時間まで1時間以上あったので、みどりの窓口で、早い時間に切り替えてもらって、早めに東京に戻ることができました。
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# by amtask | 2017-06-21 18:36

Japan Rail Pass の旅ーその1

新潟十日町の棚田

今回の旅のテーマは「棚田」と温泉です。
棚田は去年の秋、長野県の姥捨てに棚田を見に行き、絵の題材としても面白いと思ったからです。温泉は、折角日本に居るのだから、1度は行きたいところでした。
行先も決めずに、日本の来る前にとりあえず購入した1週間有効のJapan Rail Pass。そのPassをいかに効率よく使うかが、今回の旅のポイント。まず何を見たいか、何をしたいかで目的地を決めて、JR以外の乗り物を含めた所要時間、どこの泊まるかなど、更に梅雨時なので、天気予報も調べたり、途中で2回ほど東京に戻ったり、と計画を立てるのに結構時間がかかりました。その結果、3つの小旅行を企画しました。

まず1つ目の小旅行は、新潟の十日町へ棚田を見に行く旅。何故 十日町かというと、この地域には数多くの棚田が、集中している事をネットサーフにより知ったからです。十日町は、越後湯沢でほくほく線に乗り換えるだけで行けるというのも魅力です。

先週の土曜日、まず新幹線で越後湯沢に行き、ほくほく線に乗り換えて十日町へ。
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越後湯沢駅と言えば、今から20年ほど前まで、毎年冬になると数回スキーの為に通った駅。乗り換えるついでに、駅に降りたってみました。雪のない越後湯沢駅は、土曜日だというのに人も少なく、私にとっては見慣れない淋しい光景でした。
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十日町は越後湯沢からほくほく線に乗り換え、30分程のところにあります。この地域では飯山線と交差している主要な駅なのです。私は以前、冬になると度々石打に通っていたのですが、石打駅がほくほく線の駅であることを、今回初めて知りました。

十日町駅に着きました。雨も降りそうなので、急いで観光タクシーの券を買い、タクシー乗り場へ。1台目のタクシーは棚田は詳しくないというので、他のタクシーの運転手さんに棚田について聞いてみました。棚田について詳しいということで、そのタクシーに乗せてもらうことにしました。
この観光タクシーは、割安の3時間コース、いくつかのコースがあるのですが、私達は棚田コースを選びました。
まず、一番遠い、星峠の棚田から回ってもらうことにしました。
タクシーが走り始めて間もなく、雨が降り始めました。星峠は峠という名前のとおり、かなり高いところにあるようで、急カーブの坂道を登っていくのですが、雨は段々激しくなっていく中、クルマはスイスイと坂道を登り、間もなく星峠に着きました。運転手さんは地元の人で山道にも慣れているのでしょう。
峠の上から見下ろす棚田は、雨に煙っていましたが、それなりにきれいに見えました。
お天気が良ければ、人も車も多く、道路も駐車場も混んだでしょうが、雨のお蔭で、土曜日だというのに渋滞もなく、棚田を見下ろす人は私達だけ。
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次のような説明と写真があり、今私が見ている棚田とは全く違う雰囲気。お天気・季節・時間帯により、景色もずいぶん違うものだと思いました。
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棚田にだけ集中していましたが、周囲を見回すと、こんな山奥で田んぼを維持するのは大変、今や
棚田はお米を収穫するだけでなく、観光資源になりつつあるもかもしれないという気がしました。
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もっとゆっくり見たかったけど、雨がだんだん激しくなるので、下界に降りながら次の棚田に向かいました。
2番目の棚田は「儀明の棚田」。田んぼの畦道に桜の木があり、春は水面に映る桜がとても綺麗だとか。
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クルマに戻る時、道路は随分高いところにあるだと気が付きました。
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3番目の棚田は「蒲生の棚田」、比較的小さいですが、段差があるので棚田らしい光景でした。
このころが一番雨が激しく、あまり写真を撮る気もなりませんでした。
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周囲はこんな感じ↓
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4番目の棚田は、時間が余ったので、おまけに寄ってもらいました。
「田野倉の棚田」と言って、比較的平らな棚田ですが、のどかな日本に田園風景が見られました。
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大きなカメラを三脚に設置していたおじさんも、雨が酷くなったので諦めて帰ってしまい、残ったのは私達だけ。何か工事が行われているようでしたが、土曜日でお休み。
お雨のお蔭もあり、静かな環境で見られた田野倉の棚田も、星峠とは違う趣で良かったです。
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この4つの棚田は、十日町の隣の松代駅に近く、もう少し足を延ばせば、この地域で10位の棚田が見られるようです。

雨のお蔭で、3時間の予定が効率よく2時間で回れた十日町の棚田めぐり。
「まだ時間が残っていますけど、いいんですか❓」と運転手さんが気遣ってくれたけど、充分満足して、十日町駅前でタクシーを降りました。
十日町から再びほくほく線に乗り越後湯沢駅に戻り、遅いお昼をしました。それでも予定の新幹線の時間まで間があるので、予定より2時間位早い新幹線に乗り、東京に戻りました。
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新幹線の座席もガラガラで、私達の載った車両に乗客は私達だけ。快くまどろみながら、気が付いたら東京駅。とても短い旅でしたが、念願の星峠を含め4つの棚田が見られた充実した1日でした。
雨に降られたけど、あの急な山道を快く行ってくれたタクシーの運転手さんにも感謝です。
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# by amtask | 2017-06-18 12:04 | Comments(4)

初めてのArt Show

日本に戻って約2週間が経ちました。
日本に一時帰国する直前、私にとっての初めてのArt Show のOpening Reception がありました。絵を通じての友人の一人が、彼が所属するPort Moody Art Centreに、私達日本人の3人展を申し込んだのです。私達は、絵の展示だけを期待していたのですが、センターのマネージャーが、3人展を中心にして「もっと大きなものに」と、From Japan to Canada(日本からカナダへ)をテーマにした大掛かりなイベントを企画したのです。 
そこで私達の絵だけではなく、日本とカナダの文化交流、特に日本の文化を紹介するということで、陶芸・華道・茶道・琴・舞踊・着物の着付け・折り紙などの展示やデモンストレーションが、期間の半ば頃のイベント(Spring festival)の中で行われました。

オープニングの1週間前に、私達は合計約70点の作品を運び込みました。飾り付けや展示は、センターのスタッフが行い、オープニングの当日会場に行って見ると、陶器には花が飾られ、日本文化を象徴する着物の展示などで、華やかな会場が出来上がっていました。
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 Opening Receptionは夕方6時から8時まで。奥の別室には簡単な立食スタイルのご馳走や飲み物が並べられて、華やかなパーティ気分が漂っていました。
私達の絵は、配置よく壁に飾られ、価格も表示されています。
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今回のArt Showにおいて、この値付けが、私にとっては一番難しいことでした。自由に自分で決められるのですが、他の2人の絵の価格とのバランスを考えて、適正な価格を決めなければなりません。
先輩の絵はやはり存在感があります。一人は和服を着た日本女性の絵、もう一人の友人はロッキーの景色の絵を出展しました。

私は12点の絵を出展しました。↓がその一部(6点)の絵です。
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絵に買い手がついても、プレートに売却済みの赤い印が張られるだけで、絵は会期(5月11日~6月8日)が終わるまで飾られるようです。

開催初日、Receptionが始まり、来客が増えてところで、Artistsの紹介があり、3人展の私達の他、華道家・陶芸家、その他のArt workを出品した人などが紹介されました。「枯れ木も山の賑わい」という気軽な気持ちで絵を出品した私が“Artist”だなんて!ちょっと緊張した瞬間でした。絵の先輩のお蔭で、私もArtist として紹介されたのです。
そのイベントの直後、私は日本に一時帰国しました。27日(土)にはSpring Festival の一大イベントが行われたのですが、すべて友人にお任せするしかありません。
それにしても、私の代表作となった絵はセンターのマネージャーが選んだのですが、何と拙い絵でしょう。まだ絵を描き始めて間もない頃に描いた絵、どんなに贔屓目にみても上手とは言えない絵に、このセンターの担当者は興味を持ったようです。私にしては、少しは良く描けたと思った絵は、大した評価を得られないようでした。
絵の評価とは、描いた本人にはわからないかもしれません。

私が日本に戻った後、センターの担当者から、バンクーバー新報という日本人向けのフリーペーパ~(無料の新聞)にこのArt Showの記事が載ったという報告が来ました。
私が記者の方からのインタビューを受けて、その時語ったことが新聞に載っていました。
「人がいる絵が好き、人の存在が感じられる絵を描きたい」と答えたことを思い出しました。
そして、5月27日のFestival の前には、センターのマネージャーの方から、パンフレットを作ったというお知らせが来ました。そのプログラムを見ると、Port moody市の市長さんまで出席されると書いてありました。このセンターのプログラムマネージャ―の意気込みが感じられました。

27日の翌日、出席した友人が写真を送ってくれました。着物の着付けや琴、日本舞踊・華道・折り紙のデモンストレーションの様子を、その写真によって垣間見ることができました。

このイベントが終わった後もしばらく、私達の絵は飾られているはず。私達の絵を見て下さった人達、少しは楽しんで下さったのでしょうか。
描く時間が楽しくて始めた絵、まさか不特定多数の大勢の人の目に触れるとは思っても見ませんでした。
でも絵を描くことは私の趣味、やはり描く時間を楽しむために、絵を描き続けようと思っています。
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# by amtask | 2017-05-30 23:04 | Comments(4)

海王丸がやってきた❕

先日の土曜日、練習船海王丸がBC州のリッチモンド市のスティーブストンに来ているというので、朝早く起きて見に行きました。総帆訓練があるのは土曜日だけとわかり、急遽日程を変えて行ったのです。運よく珍しく朝から晴れた日でした。

海王丸はカナダ建国150周年を祝って、リッチモンド市の招請に答えて来てくれたそうです。
帆船海王丸とは. 海王丸は、商船学校の練習船として、誕生した帆船。 昭和5年2月14日に進水して以来、 59年余の間に106万海里(地球約50周)を航海し. 11,190名もの海の若人を育てました。所有者は、公益財団法人 海技教育財

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今回、学生110名(内女子9名)・乗組員59名の合計169名で来たそうです。
海王丸は帆船なので、帆を張った状態が素晴らしく、その姿を見たかったのです。
その訓練が始まる前に船内の内部を、一般公開で見られるはずでしたが、すでに長蛇の列、前売りの切符も必要だったようなので諦めて、早めにFish & Chips のランチをとり、訓練が始まるのを待ちました。なぜかスティーブストンに来ると、揚げたてのFish & Chips が食べたくなるのです。
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総帆訓練が始まり、25の帆が張られていきます。長蛇の列を外れて歩いている時、清々しい表情の学生さんに会いましたが、その学生さんも訓練に参加しているのでしょうか。
帆の数は25枚、1か月の航海で嵐に遭い、1枚か2枚破損してしまったとか。
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人の手で張っていくので、時間はかかりましたが、友人とお喋りしながらの見物だったので、立って見ているのも苦になりませんでした。
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総帆訓練が終わり、私達も帰り支度、ふり返ると、全部の帆が張られた状態の海王丸の姿が見られました。天気の良い日に、美しい海王丸を見られて素晴らしい一日でした。
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# by amtask | 2017-05-11 06:30 | Comments(2)

駆け込みスキー旅行

4月半ば過ぎ、カナダの確定申告も終わりほっと一息ついた時、急に思い立ってウィスラーへの小旅行を企てました。今年の冬は雪が多くて、いつまでもスキーは楽しめるとのんびり構えていたのですが、流石に5月になるとスキーシーズンも終わってしまうので、ちょっと落ち着かない気分になっていました。
ウィスラーはバンクーバーのダウンタウンから車で約2時間、充分日帰りもできるのですが、たまにはホテルに泊まってみようとホテルとバスの予約をしました。バスの発着所も、アパートの近くのバラードの駅なのでとても便利、予約したホテルはブラッコムベースに近くて便利な立地、シーズン中は世界一と思えるほどの高いホテル代も、私達の手に届くぐらいに下がっていました。

5月1日の初日は雨でしたが、予定通りバスに乗ってお昼前には目的地に到着。前回来た時は3月半ば、まだスキーシーズン真っ只中という感じで賑わっていましたが、4月24日以降ウィスラー側のゴンドラは止まっていて、その上雨が降っていた為か、ビレッジは閑古鳥が鳴いていました。
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人影まばらなビレッジで軽い昼食を済ませ、お店を出てもまだ雨は降り続き、「今日のスキーは無理かな❓」と思いながら、翌日のためにブラッコム側の様子を見に行くことにしました。5月22日まではリフトも動いているはずですが、ここも人気は少なく、スキーをする気分にはなりません。でも何もしないで一日を過ごすには、時間があり余るし、1本でも2本でも滑ろうということになり、ホテルでチャックインを済ませ、スキーの用意をして外に出ました。何と小雨は降り続いているものの、空は明るくなり、弱々しいながらもお日様が顔を出しました。
その時、すでに2時頃だったのですが、春は夜まで明るいし、リフトは4時まで稼働。初日なので足慣らし、1時間も滑れば充分と、ブラッコムベースからリフトに乗りました。
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急に晴れたので、リフト待ちもなくゲレンデも人影まばら。リフトは順調に動いているのに、なかなか目的地に着きません。やはりスケールの大きいスキー場だという事を実感しました。

短い距離のリフトに乗っては滑り降り、まだ元気ならもう一度という具合に、日本の湯沢や石打のスキー場やバンクーバーのグラウス山のローカルスキー場とは規模が違います。
元気と体力がない時に、うっかりリフトに乗ってしまうと、降りてくるのが大変です。その日の私は足慣らしなので、一つ目のリフトを降りて、下まで降りることにしました。
雪質は普通でしたが、雪はたっぷりあり、人影まばらのゲレンデをゆっくり滑ることができました。とにかく広くてコースも多いので、ご近所さんを見失わないようについていくことに専念しました。
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その日の満足度は半分ぐらいでしたが、足慣らしにはなりました。ホテルに戻る途中、橋の下を流れるせせらぎの音に足を止めて写真を撮ったり、ようやく寛いだ気分に浸れました。
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ホテルに着き、替えて夕食をとるためビレッジに出ました。ビレッジ内はホテル・レストランやショップがあり、車は入れないので安心して散策ができます。
私達が入ったレストランは、初めてウィスラ―に来た時(多分20年ほど前)食事をしたレストランです。そこでパスタとカラマリやビールなどで、簡単な夕食をしました。
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2日目は朝から晴れて、強い陽射し。お昼前にホテルをチェックアウトし、ブラッコムベースへ。その日は予報通りの快晴なので、スキーやボードを楽しむ人々、山を見に来る観光客も入りまじり、前日の閑古鳥は嘘のような賑わいでした。
バンクーバーに戻るお迎えのバスが6時過ぎなので、時間はたっぷりあります。
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少し早めのランチをゆっくりとって、午後券を買い、2つのリフトを乗り継いでPeak 2 peak の発着所まで登り、ブラッコムベースまで降りました。
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とにかくコースが多いので、標識を見てもどっちに行っていいかわからず、ご近所さんの行くところについていきました。青(中級)と緑(初級)のコースを織り交ぜながら滑ったと思います。
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前日足慣らしをしたと言っても、もう少しで下に辿りつくところまで滑った時、急に疲れを感じました。なんとか転ばずにベースに戻り、スキーを外すとき、「次のシーズンが来る前に、体を鍛えておかなくては❕」と堅い決意をしましたが、実現するかどうか…。 

その後、ホテルに戻って預けた荷物を引き取り、コーヒーショップでバスが来る時間まで過ごし、バンクーバー行きのバスに乗りこみました。 約2時間後、バスは予定通りバラード駅に着き、私達も無事家に戻りました。
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# by amtask | 2017-05-05 16:25 | Comments(2)

4月20日はマリファナの日

4月20日の朝、テレビでニュースを見ていると、「今日はマリファナ・デイ、サンセットビーチで、マリファナ フェスティバルが行われる」という報道がありました。日本ではマリファナは、所持しているだけで、警察に捕まるという重大犯罪なのですが、ここカナダでは、一昨年政府がマリファナを2017年に合法化する方針を打ち出し、トルド―首相は、成人用嗜好品としてのマリファナも合法とする公約を掲げていたそうです。医療用の大麻はすでに薬局で買うことができるようになっていたのですが、今年2017年には国をあげて、合法化が決まったのです。バンクーバーでは合法化される以前から、街を歩いていてもどこからかマリファナの匂いが漂ってくることもありましたが、警察は大目に見ていたようです。

テレビでマリファナ祭の報道がなされた日の午前中は、激しくにわか雨が降りました。午後急に晴れたので、ダウンタウンの用事の前に様子を見に行くことに。今のアパートから徒歩20分程の海岸でイベントは行われ、4時20分に集まった人々が一斉にマリファナを吸うのだそうです。420という数字はマリファナを意味するスラングだとか。なぜ、420なのか、昔カリフォルニアの高校生が放課後の4時20分になるとマリファナを吸っていたから、というのです。

私達が海岸に着いたのが4時半過ぎ、ものすごい数のテントと大勢の人で海岸が埋め尽くされていました。4時20分を過ぎていたので、人々がピクニック気分でマリファナを吸う光景が見られ、マリファナの煙が漂っているのを感じました。
マリファナ製品を売るお店も沢山出ていましたが、何となく怖くて近寄ることもしませんでした。
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海岸の片隅には、一応ポリスのグループが控えていて人々を見守っていました。
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この光景を見て日本との大きな違いを感じました。
あれほど大麻(マリファナ)を有害視している日本とは対照的に、何故カナダが医療用以外にもマリファナを解禁したのでしょうか。
ネットで見つけた説明によると、「多くの研究で、毒性は煙草より少なく、依存性はアルコールより低いことがわかっています。」とありました。そして何より医療用としては不可欠の存在になっていることは、すでに実証されているからでしょう。
国として合法化したのは、カナダが初めて、アメリカは17州で合法化されたとのこと。日本もいつか解禁される日が来るのでしょうか。
今の日本の法律では、私達日本人は、カナダで吸ってもそれが分かれば、日本で逮捕されるのだそうです。マリファナの匂いが染みついた服で成田に降りたち、麻薬犬に吠えられるなんていうことがないように気を付けなくては、と複雑な気持ちで海岸を後にしました。
海岸沿いを20分程歩いて、次の目的地に向かいましたが、大きな交叉点では交通の規制があったり、検問があったり、街もちょっと物々しい雰囲気がありました。

ここで一句、「マリファナの煙で霞む春の海」
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# by amtask | 2017-04-25 03:12 | Comments(4)