バンクーバーの不動産バブル(その後2-2017年夏)

衝撃的な15Foreign home buyer tax が施行されて、7月で満1年を迎えた。この新税は外国人(非居住外国人)がバンクーバーの住宅を購入する場合、従来の取得税に加えて15%の追加取得税が課税されるというもの。この非居住外国人に対する課税は、20167月の下旬に発表されて、1週間後の82日に施行されたという抜き打ち的な新税だった。

その大きな目的は、地域の住民の為に、Affordable housing (買い易い・借り易い住宅)を提供する事だ。

その為には、急上昇する住宅価格を冷やし、適正な価格まで住宅価格を下げることだった。そして1年が経過した現在、どのような結果が出たか、少しづつ色々な統計的な数字が明らかになってきた。

もう一つは、新税による税収で、借り易い住宅を住民に供給することだが、その成果を見るためにはしばらく時間がかかるはず。ちょうど1年経った今、住宅の価格が適正な数字に近づいたかどうかを見るために、この1か月間の不動産に関する記事を拾い読みして、纏めてみた。

【売上戸数】、メトロバンクーバーの20177月の売却戸数は2960戸で、前月比-24%・前年比-8.2%・しかし10年平均値と比べると+0.7% という結果になった。

【売り出し住戸数】9195戸で前年比+10.1%・前月比+8

【ベンチマーク価格―前年比】住宅全体の平均値は$1,018,400(8.7)

 住宅の3つのタイプの内訳は、以下の通り。

戸建て住宅$1,612,400(+1.9%)

タウンハウス$763,700 (11.9)

コンドミニアム$616,600 (18.5)


新税導入1年後の数字を並べてみて、数字の意味を考えてみた。

売上戸数は、その直後確かに激減したが、間もなく徐々に回復に向かった。

売り出し住戸数(住宅在庫)については、在庫が増えれば、価格が下がるのが普通だが、統計では価格は下落していない。それは7月が夏休み時期なので、住宅購入は脇において、夏を楽しもうという時期だからだという。

ベンチマーク価格については、新税の為に少し下落したあと、半年後の20172月には元に戻り。その後、新税導入の時点より高くなった。そして1年後の20177月のベンチマークは初めて1ミリオンを超えた。

高額な戸建ての価格上昇はそれほどではないが、タウンハウスやコンドのような集合住宅の価格上昇が著しい。

また上記の統計では分かり難いが、地域によるばらつきが大きく、ある地域では、複数の購入申し込み が入るのに、それは一部の地域、依然として需要の高い地域と低い地域の差が大きい。

その他売れ行きや価格を左右する要因としては、地域だけでなく、価格帯・タイプ(戸建て。タウンハウス・コンドなど)がある。例えば戸建てを売るのに、タウンハウスやコンドを売るのに比べて、2倍以上時間がかかるといった現象もみられる。

外国人購入者については、この新税は非居住外国人を対象とするものなので、この新税導入の直後、外国人の買主が急激に減った。外国人の比率は、導入前の20166月には13%だったが、8月には1%未満になり、最近は3~4%位にまで回復した。(リッチモンドやバーナビーはもう少し高い)

この7月 売り出しは10%以上増えて、売り上げは。昨年比で8%下落した。しかしそれは夏休みという特殊な時期だからということで、価格を押し下げるには至っていない。依然として需要は増加し続けるのに、供給が追い付いていない。15%新税の課税は、供給を増やす効果がなかったからだという。

また、思ったほど住宅購入者の非居住外国人の占める割合は大きくなかったということもありそうだ。

結局、過熱した住宅価格を冷やす効果があったのかどうか。戸建てはともかく、コンドやタウンハウスのような集合住宅において価格高騰を冷ます効果はなく、全体として新税の課税は価格を下げるという、本来の主目的は達成できていない。


バンクーバー市はその後、Empty home tax という従来の固定資産税に追加する新税を決めた。対象者は、指定された地域に住宅を所有するすべての人で、外国人とは限らない。

所有する住宅がMain residence (自宅・本宅)ではない場合、1年の過半数の日数を貸しに出さなければ、固定資産税評価額の1%を、従来の固定資産税に加えて納税しなければならないというもの。Empty home とみなされる住戸を所有する人は2018年の2月に納税することになる。果たして、この新税で住宅の供給が増えるかどうか、注意深くみていこうと思う。


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# by amtask | 2017-08-29 03:17 | ◎ ひとり言 | Comments(0)

バンクーバーで見た皆既日食

昨日、Solar Eclipse (日食)を見ました。見た後で、日食については殆ど知識も記憶もないことに気が付き、日食について調べてみると、次のようなことが書かれていました。

2017821日の皆既日食は皆既帯が合衆国本土のみを通過し、他の地域では部分日食となった[1][2]。以前に合衆国本土を横断した皆既日食は191868日の日食である。

日食は太陽地球の間を月が通過することで起こり、地球から見ると太陽全体、またはその一部が覆われて見える。皆既日食は月の見かけの直径が太陽より大きい場合に、直射日光が遮られて昼間でも暗くなる。皆既日食は地表を横断する細い経路上でのみ起こり、その周囲では数千キロにわたり部分食を観測できる。

この日食はサロス周期145番系列に属し、その系列で起こる77回のうちの22回目にあたる。1999811日の日食145番系列に属する。この系列の皆既時間は拡大しつつあり、2522625日に最長となって712秒継続する。

米国本土で起きる日食としては1979226日の日食以来である[3] 。皆既帯は14州を通り、部分日食はより多くの州で見られた。日食はアメリカ太平洋時間8219:06オレゴン州の太平洋岸で部分日食としてはじまり、サウスカロライナ州アメリカ東部時間16:06に部分日食として終わった。

特に小集落に観光客が流入することによる物流の問題や日食メガネの不足が懸念された。

今後合衆国を横断する皆既日食は202448 (12州)・2045812 (10州)、月の見かけの大きさが太陽より小さいときに起こる金環食は20231014 (9)及び2048611 (9)に起きる。

-ウィキペディア-。

バンクーバーでは、一番太陽が欠ける時刻は821日の午前10時過ぎ、太陽が元に戻るのが12時頃というので、海岸の公園近くに行って見ました。

お天気が良く太陽が燦燦と降り注いでいますが、いつもより少し暗く感じました。

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海岸沿いに歩いていくと大勢の人たちが集まっているところに出ました。

若い女性たちが、紙のお皿を2枚持って、一枚のお皿を日にかざして、もう一枚のお皿に太陽を映し出していました、見せてもらったついでに写真も撮らせてもらいました。

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近所のドラッグストアーでは、日食用のメガネが売り切れたそうですが、簡単にみられる方法があったのです。

家に戻り、白い使い捨てのお皿に穴を開けて太陽の光を通し、同じもう一枚のお皿に映し出してみると、少しぼけていますが、ちゃんと欠けた太陽の形が見えました。

若い女性に見せてもらった太陽より、1時間ほど時間が経っているので、欠けた部分が減っていました。

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そして12時頃には、太陽は欠ける前の完全な姿に戻ったようです。

期待したほどのことはなかったですが、お天気も良く、元気で見られたことに感謝した2017年の皆既月食でした。


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# by amtask | 2017-08-23 16:08 | Comments(0)

夏の小旅行―サンシャインコースト (続き)

翌朝目覚めて外に出てみると、静かな海が目に前に広がっていました。昨日の午後見た風景は引き潮、朝は満ち潮になっていたので、全く違う風景になっていたのです。

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私達は8時に集合して朝食をとった後、男性2人は、昨日仕掛けた蟹トラップの回収に行き、女性3人は近くのゴルフ場に行ったり、スーパーマーケットで食品を買ったり、お昼には全員集合してランチはモーテルで食べました。

その時、朝回収してきた蟹を茹でたのですが3匹。捕獲できた蟹は、蟹トラップ3つのうち、2つに蟹が入っていて、そのほとんどが雌。雌は海に返さなければならないので、持ち帰ったのは3匹になってしまったのです。雄と雌の見分け方は、蟹のお腹中央の三角形の部分が大きいのが雌だそうです。(写真は全部雄蟹です)

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午後は、秘密の場所と言われる海岸まで車で行き、潮干狩りをしました。すごく静かで人も少なくて、流石「秘密の場所」と呼ぶにふさわしい海岸です。

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私以外の4人はBC州のフィッシングのライセンスをとってきたので貝取りに、私は写真撮りに励んだのです。貝は175個と制限がありますが、大きな貝を選ってバケツに入れたので、4人で200個もありませんでした。

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貝取りを始めた頃は、人も少なく静かな浜辺でしたが、時間が経つにつれ人が増えてきました。でも潮干狩りするのは、私達だけ。他の人々はカヌーを楽しむ人が多かったです。

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帰りがけに、木陰で本を読んでいたおばさんが、「赤潮の為、貝を食べないように」という警告が出ていると注意してくれましたが、自己責任で持ち帰ることに。

そしてその夜、サンシャインコーストに住んでいるご婦人(今回の旅行に同行した友人の友人)が、私達を夕食に招いて下さいました。偶々、私達の友人グループもその家に泊まっていて、総勢10人でテーブルを囲み、思いがけないご馳走とお喋りを楽しみました。

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その家は高台にあり、見晴らしがよく、素晴らしい夕日が見られました。

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男性2人は、ボートやカヌーの後始末と魚釣りの為、早く切り上げてモーテルに、女性3人は10時頃までその家に留まり食べたり喋ったりした後、10時頃モーテルに戻りました。明日はバンクーバーに帰る日なので、夜更けまで5人でカードゲームを楽しみました。


最終日3日目は、10時にモーテルをチェックアウトし、近くを散歩しました。

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また、フェリー乗り場に向かう途中も、景色のよい所で車を降りて散策、サンシャインコーストの素晴らしい景色を見ることができました。地図を見ると確かに複雑な地形をしているのが分かります。

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帰りは比較的すいていて、お昼頃バンクーバー行きのフェリ―に乗ることができました。

あっという間の3日間の小旅行、でも今年の夏の想い出になる充実した旅行でした。


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# by amtask | 2017-08-19 04:35 | Comments(4)

夏の小旅行―サンシャインコースト (初日)

先週、23日の小旅行に行ってきました。行く先は、サンシャインコースト。3年前の夏の始めに、日帰りで潮干狩りに行ったところ。お誘い下さった友人は、ヨットが趣味の海の達人Mさん。

私は釣りも貝取りも趣味ではないのですが、周りで写真を撮ればよいと考えて、行くことにしました。

サンシャインコーストは、BC州の南西部に位置し、バンクーバーから見ると北西の方向にあります。地図で見ると、バンクーバーとは陸続きなのに、入り組んだ海岸線や複雑な地形のためにフェリーで行くしかないという、ちょっと不便なリゾート地です。

旅行の初日の午前中、Mさんの家に集合し、5人のメンバーが2台の車に乗り込みます。

行く先は、ホーシュベイ(フェリー乗り場)、フェリ―に乗れば40分で対岸に着くのですが、混雑の為、2時間程フェリーを待つことになり、お昼のお弁当は、フェリー乗り場の近くの海辺の公園で食べたり、お店を覗いたりして時間をつぶしました。

フェリーに乗れば40分で着いてしまいます。窓から海の景色を見ながら、これから過ごす楽しい時間に思いを馳せ、

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ようやく寛いだころに、もう目的地に着きました。

フェリーを降りて、車に乗り3040分後に宿泊予定のモーテルに到着。このモーテルは裏がすぐ海で、ヨットやボートが停泊できるようになっているのです。

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それぞれが部屋で海に出る支度をして、外に出た時は夕方。Mさんが車で運んできた、ゴムボートとカヌーを組み立てたり、空気を入れて使用可能にするまで少し時間がかかりました。

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カヌーに乗り込んだのは、夫と友人の2人、私は友人2人と共にゴムボートに乗り込みました。友人の一人はMさんです。

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ゴムボートは、蟹トラップ(蟹を捕獲するための箱)が3つ積んであり、蟹が沢山いそうなな沖の海に沈めに行くのです。Mさんがモーターのエンジンをかけてボートを沖に進めます。ちょうど夕陽が傾き始め、オレンジ色に海面を染めています。

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ボートが対岸に近づくと、餌を仕掛けた蟹トラップを一つづつ少し離れた場所に沈めます。私ともう一人の友人はトラップの準備を手伝いました。

既にその頃は、夕日は完全に沈んで。急に空気が冷えてきました。周りには他のボートも船も見当たりません。見えるのは他の人が沈めた蟹トラップのブイが海面に浮いているだけ。

とうとう3つ目のトラップを沈めた時は、周囲はかなり薄暗くなり、ちょっと心細くなってきました。

ようやく岸に帰るために、モーターにエンジンをかけて、ハーバーに戻ります。ボートが岸に近づくにつれて心細さも消えていきました。

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モーテルの部屋に戻ったころはすっかり暗くなっていて、時計を見ると9時を回っていました。簡単に夕食をとった後は、おしゃべりとカードゲームを楽しみました。カードゲームに興じたのは何年ぶりでしょう。

明日は蟹の収穫と潮干狩り、どれだけ獲れるか楽しみです。


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# by amtask | 2017-08-18 04:32

バンクーバーの夏 イングリッシュベイの花火(英国・カナダ)

イングリッシュベイの花火2回目が8月の第1水曜日、主催国はイギリス。いつも20分~30分前に海岸に着くように行くのですが、行く途中の道路も海岸もいつになく空いていました。

その日は友人2人と一緒に花火見物、合計4人なので2人ずつ離れてみることを予想していたのですが 4人並んで砂浜にマットを敷いて座ることができました。それもほとんど波打ち際の特等席、ラッキーでした。

花火は、途中友人とお喋りに花が咲き、良い写真が撮れませんでしたが、フィナーレは素敵でした。でも何故こんなに空いていたのでしょう。不思議です。

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花火3回目の最終日はカナダ。カナダは今年150周年という節目を迎え、花火にも気合が入ると予想していましたが、案の定、人出も多く、国歌も音楽も大きく海岸に響き渡り、盛り上がっていました。

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今年も運よく3回の花火を楽しむことができました。

10年ほど前に初めてイングリッシュベイの花火を見た時、主催国の国歌が流れると、多くの観客が敬意を表して立ち上がったのを見て、軽い驚きを覚えたのを思い出します。

でも今年、日本の国歌の時に立ち上がる人は殆どいなかったのです。イギリスの時はチラホラ立ち上がり、カナダの時はほとんどの人が立ちあがり、国家を歌いました。

日本の国歌の時、音楽のボリュームが小さかったのもその理由だったかもしれませんが、ちょっと淋しい気がしました。

でも圧倒的に盛り上がったカナダを抑えて、日本が今年の花火の優勝国になったことを知り、とても嬉しかったです。何と言ってもここはカナダ、花火や音楽が互角なら、カナダが優勝するかと思ったから。でもカナダの人々は公平に、日本の花火の素晴らしさを認めてくれたのです。


花火の最終日の翌日はプライドパレード、それが終わると、バンクーバーの夏は去ってしまうのです。


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# by amtask | 2017-08-15 09:47 | Comments(4)

バンクーバーの夏 イングリッシュベイの花火(日本)

早いもので、もうすぐ8月も半ば。今年も夏ももうすぐ終わりです。

バンクーバーの夏と言えば花火、今年も3回、イングリッシュベイの砂浜に行って見ました。イングリッシュベイの花火は、3か国が主催国となり、投票により優勝国が決まります。花火は夜10時から始まり、30分で終わるという短いものです。。

花火開始の前に主催国の国歌が流れ、それに続いてカウントダウンがあり花火が打ち上げられるのですが、花火に合わせた音楽も重要な要素として評価されます。

初日は7月末の土曜日、主催国は日本。

その日はまだ7月、夜10時でもまだ少し残照が残っていました。

花火開始の前に聴いた日本の国歌「君が代」、ちょっと感慨深いものがありました。

日本の花火が始まりました。最初から気合が入っていて見応えがあり、前半に仕掛け花火という日本的な花火を見ることができました。この仕掛け花火、海岸に居たからこそ見られたようです。とにかく最初からすっとフィナーレのような迫力がありました。

花火を見終わったあと、今年の優勝国は日本だと確信したほど。ただ、国歌も花火に合わせた音楽もボリュームが小さく、迫力と盛り上がりに欠けたような気がしました。

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とにかく、日本の花火を堪能した夜でした。この後、イギリスとカナダの花火は続きます。

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# by amtask | 2017-08-14 04:43

バンクーバーの夏―ブルーベリ―・ピッキング

真夏のバンクーバーは果物が豊富な季節、ブルーベリー・チェリー・イチゴなどがマーケットの店先に所狭しと並びます。そして、少し郊外に行けば、自分で果物の収穫できる農園もあるのです。

最近、バンクーバーの郊外に引っ越しをされた友人の新居を、私達友人5人で訪ねたのですが、その新居の近くには、いくつかのブルーベリー農園があるというので、案内して戴きました。

ブルーベリー摘み、私は初めてなのですが、他の友人達は一夏に何度か行っている経験者。バンクーバーに移住してりんご狩りは行ったことがありましたが、ブルーベリーはどんなシステムになっているのでしょう。

まず看板が出ている農園に行き、今から採らせてもらえるか、料金はどうなっているのか、農園のオーナーに友人が尋ねていました。OKが出て、私達は用意していった容器を手に、ブルーベリー畑に入っていき、実を摘み始めました。

1つ目の農園は、摘んだものの重さを測り、1ポンド(約450グラム)1.25ドルで計算して、お金を払うシステムでした。

但し、農園は広いのに、摘んでよい場所がこの列だけと制限されました。適度に熟れて大きなものを選んで、自分で用意した器に入れて集めるのですが、すでに先客が大きな実をとった後なのか、大きな実がなかなか見つからず、私の収穫のペースはかなり遅いのですが、経験豊富な友人達は、大きくてよく熟れた実を手早く集めていました。同じ房のなかでも熟れていないもの、小さいものが混ざっているので、選り分けるのに時間がかかるのです。約1時間ほど摘んで、測ってもらったら、私と連れの2人分で2ポンド弱でした。

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その農園を切り上げて2つ目の農園に行って見ると、すでに摘んであるブルーベリーを店先に並べ測り売りをしていました。

その農園の場合、農園の中で摘めるのは、平日の何日かに決まっていて、私達が行った日は日曜日だったので、摘むのは諦めて、農園の人が摘んだものを買うことにしました。買う場合は1ポンド4ドル、自分で摘むと3ドルだとか。昨日ダウンタウンのスーパーで見たのと同じ値段。でも粒は大きいし、新鮮なはずと思い、2ポンド買いました。

私がバンクーバーに来て経験した果物ピッキングは、りんご狩り。団体で行ったのですが、幹事さんが入口で料金を払うと、袋を渡されて、その袋の中に詰められるだけ詰めて、持ち帰るというものでした。もっと沢山林檎を欲しい人は袋をもう一つ買い、詰めるという方式した。ブルーベリーの場合は、自分で容器か袋を用意していき、摘んだ分を買うのです。

たまたま私達が行ったブルーベリー農園はリンゴ農園より規模が小さい為なのか、りんご狩りの場合とは様子が違いました。


2つ目の農園を出ると、ちょうどお昼の時間、友人がランチを用意して下さっている新居に向かいました。その新居はバンクーバーのダウンタウンからは、東南の方向に車で1時間~1時間半ほど走ったところ。新しいアパートの窓からは、大きな木が茂る景色が見えて、風にそよぐ木々の葉の擦れ合う音が聞こえます。

広いバルコニーのテーブルを囲み、友人達と素敵なランチタイムを過ごしました。

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バンクーバーの夏は日が長いので、8時ごろまで昼間のように明るく、友人の家を訪ねても、つい長居をしてしまうのですが、その日も気が付いてみれば、夜の8時。バス停まで友人の車で送ってもらい、帰路に着きました。


次の日、合計約4ポンド(1.8㎏)のブルーベリーの半分でジャムを作りました。1つ目の農園で、自分で摘んだブルーベリーと2つ目の農園で買ったものを食べ比べてみると、自分で摘んだ方が、酸味があり美味しかったのです。お値段は3分の1なのに、安い方が美味しいなんて、ちょっと驚きでした。まあ、色々な事情があるようで、良い経験をしたと思います。


夏の晴れた日曜日だというのに、2つの農園に殆ど他にお客さんはいなくて、のんびりブルーベリーを摘むことができました。あんなに大きなブルーベリーの木が沢山生えている光景も初めて見ました。

日本では軽井沢に行った時、お庭の小さな木に小さな可愛いブルーベリーの実が少し生っているのを見たことはありましたが・・。


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# by amtask | 2017-07-30 03:11 | Comments(4)

蓮の花を見に、スタンレーパークに行きました

カナダデイを日本から来た友人と祝った翌日は、スタンレーパークに蓮の花を見に行きました。

スタンレーパークの中にビーバーレイクという湖があり、以前はビーバーが生息していたそうですが、現在ビーバーはいなくなり、夏になると水面を蓮の花が覆いつくすように咲くのです。その花を見たくて、夏に1度は湖を訪れるのですが、ある年は早すぎたり、またある時は、花は既に終わっていたり・・・。今年も、「今年はどうかな?」と思いつつ、日本から来た友人と湖に行きました。

ビーバーレイクは、スタンレーパークの入口から原生林を通っていくのですが、その前に薔薇園の近くを通りました。今回バンクーバーに戻ったのは6月末なので、薔薇を見るのは諦めていたのですが、その日は沢山の蔓薔薇を見ることができました。

毎年来ているのに、見たことがないような大きな灌木の蔓薔薇、時期によって違う種類の薔薇が咲くのでしょう。

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薔薇を見た後、原生林の中をしばらく歩くと、ビーバーレイクに到着。

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遠くの方に白い花が一つ、もう少し歩くと、岸から少し離れたところに赤い蓮の花の集団が浮かんでいました。

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蓮の花は、午前中に行くと良いと聞いたことがありますが、その日は4時近い遅い午後、でもしっかり咲いていました。

更に湖の周りを歩いてみると、赤い蓮や白い蓮が見渡す限り咲いているのが見えました。

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モネでなくても、絵に描きたくなるような光景。ちょう
ど良い時期に来られて良った。日本から来た友人にも、蓮の花をせてあげることできてよかったと、大満足のビーバーレイクでした。

蓮を見た後は再び原生林を通るのですが、見上げる木の高さは首が痛くなるほど。また原生林に中には、すでに寿命なのか、落雷にあったのか、朽ちた大木を見ることができます。

原生林を抜けて両側を木や草に覆われた細い道を歩いていると、どこからか馬のひずめの音が!こんなところに観光の馬車が通る訳ないので、騎馬隊のポリスかと、道の端の茂みに身を寄せていると、新婚のカップルを載せた馬車が通りました。新郎はターバンを巻いていたので、インド人のカップルなのでしょう。

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バンクーバーの夏の公園は、週末になると、結婚式や新婚カップルの記念写真撮りや、パーティーが行われるのですが、あんな細い原生林の道を、馬車で通るカップルを見たのは初めて。とにかく夏のスタンレーパークは賑やかです。

でも原生林の中のビーバーレイクは静寂に包まれて、蓮の花が咲き、トンボが飛び交う静かな水辺なのです。


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# by amtask | 2017-07-19 10:27 | Comments(2)

バンクーバーに戻り2週間が経ちました –カナダデイの2日間

早いもので7月も半ば。6月末にバンクーバーに戻った私は、何をして何を見たのでしょう。
まず、時差ぼけの真っ只中で、カナダデイを迎えました。今年は150周年の特別な年なので、いつもの年は7月1日の1日だけでパレードと花火が終わってしまうのに、今年は1日が昼間はイベント、夜は花火。2日目がパレードと、2日間かけて行われました。
カナダデイ初日は時差ぼけでしたが、仕方なく食料の買い出しに街に出ました。
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夕方、アパートの窓からの見える海には、クルーズ船が通ったり、花火を見るため数多くのヨットやプレジャボートが集まってきたり、海の上の賑わいからバンクーバーの真夏を感じました。
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夜は花火の音に誘われて、アパートの下の通りに降りてみただけ。ほんの少し花火が見えました。
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2日目は時差ボケも少し回復し、夕方日本から夏休みをとってバンクーバーに来ていた友人達と一緒に、我家に近い通りでパレードを見ました。
150周年の特別なパレードだというのに、それほど混んでいないので、道路の縁石に座ることもできました。しばらくして空いていた理由は、強い陽射しのせいだと気が付きました。通りの反対側は何重にもなった人垣でいっぱい、日陰だったからです。
パレードのスタートは午後5時から、夏は10時まで明るいバンクーバー。日が陰るまでちょっと辛かったですが、カナダデイのパレードを初めて見る友人が楽しそうに見ているので、いつもは半分ぐらい見て引き上げるのですが、最後まで見てしまいました。

最初はいつものPoliceのオートバイの行進など。
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後半に2つの日本のグループが出場したので、見た甲斐がありました。日本人のグループは、御神輿を担ぐ櫻会と、総領事が載ったトラックの後に続く浴衣姿の盆踊りグループで結構盛り上がっていました。
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最近テロを警戒する風潮がバンクーバーでも感じられますが、今年のカナダデイには英国皇室からもチャールズ皇太子とカミーラが訪問されていることもあり、日本領事館から警戒するようにとのお知らせがありました。でも無事にカナダデイの2日間が終わって良かったです。いつまでも平和なカナダ・日本そして世界でありますように!
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# by amtask | 2017-07-16 04:44

備忘録―日本滞在中、東京で見たもの

5月半ばに日本に行き、バンクーバーに戻る6月末までの45日は、本当に短く感じました。
最初の半月は日本での仕事を少し、後は日本の家を維持するための雑用をこなしているうちに終わってしまいました。
6月に入ると、残る滞在期間は1か月を切ります。Japan rail pass を買って来たので、プランを立てることにかなりの時間を割き、その旅行で1週間、瞬く間に6月も後半になり、その合間に友人と再会するために、東京の街に出かけていきました。備忘録として、見たもの並べてみました。

☆東急文化村(渋谷)日本に帰国すると、ここで時々友人とランチをします。渋谷駅から徒歩10分ほどのところですが、落ち着いた雰囲気が気に入っています。
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☆新宿の駅近くにある東郷美術館(※参照)
ここは便利なので、一人でも気軽に行ける美術館。その日は画家になった友人のC子さんと、ランチをした後、「ランス美術館展」(※※参照)を見に行きました。
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☆6月の初旬、Y子さんの友人が出展しているグループ展を見に成城学園に行きました。途中、見たこともない程大きい枇杷の木があり、枇杷の実が沢山実っているのを見ました。
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展示されていたご友人の風景画は水彩で、影が効果的に描かれていたのが印象的。
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☆6月上旬、Hさんと渋谷で食事をした後、青山方面を歩いてみました。国連大学の前では恒例のFarmer’s market が開かれていました。
青山通りには、カナダ発祥のBlenz coffeeの店があるのですが、日曜日なので満員。その周辺のお店はどこもいっぱい。この周辺は私の現役時代の職場に近く、Farmer’s market やBlenz coffeeのある町、何となく馴染める街なのです。Tokyo Women’s Plazaまで行って、ようやくコーヒーを飲むことができました。
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☆渋谷駅も馴染みのある駅ですが、井の頭線の駅構内からスクランブル交差点が見えます。その日は怖い程の凄い人・人・人でしたが、信号が変わると一遍に車道から人が居なくなるのです。最近この交叉点は外国人にとっては珍しいらしく、旅行者が写真を撮っている姿が見られます。
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☆最近の銀座は人が多くて敬遠していたのですが、中学時代からの友人2人と会うために銀座に行きました。待ち合わせ場所は、鳩居堂―キュウキョドウ(※※※参照)。夏らしい飾りつけがされていて、中を覗くだけでも楽しいですが、その日は、カナダに住む友人の依頼があり、少し早めに行って折り紙を選びました。この場所の地価は、日本一高いことで有名、商品も高いのですが、大勢の女性のお客さんで店内はいっぱい。
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☆銀座でランチをした後、最近完成した銀座6(銀座シックス)に行って見ました。ここは半年前に通った時は、まだ工事中でした。以前、銀座松坂屋のあった場所。草間彌生さん(※※※※参照)のデザインで内装が施されていました。日本で今有名なArtistだそうですが、私は今回日本に来て初めて、草間彌生という名前を知りました。私の女性の友人でその名前を知らない人はいませんでした。私はすっかり浦島太郎になってしまったようです。
ここで、友人達とお茶しました。何でも高い銀座ですが、コーヒー1杯が1000円程度はするのです。
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☆今回の滞在で歯医者さんに3回通いました。6月後半の最終日は、友人の集まりがあり、高幡不動に住む友人のご自宅に一人遅れて行きました。高幡不動駅で乗り換えたのが、初めて乗る多摩モノレール。東京からそれほど遠くないのに、遠くの山を背景に自然が残っている景色が見えました。
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☆バンクーバーに戻る数日前、息子の誕生祝いを兼ねて雑司ヶ谷のアパートを訪ねました。いつもの年は6月末頃には、バンクーバーに戻っているので、誕生日を一緒に祝うのは本当に久しぶり。
アパートの前の邸宅に大きな紫陽花の木があり、沢山の花が咲いていました。
息子が生まれる前、実家の庭に咲いていた紫陽花の花を見ながら、ベビードレスを縫ったことを思い出しました。遠い昔のことですが・・・
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【参照】
※東郷清治記念美術館(損保ジャパン日本興亜美術館)
新宿の駅に近く、ゴッホのひまわりやセザンヌの原画などが常時みられるので有名。

※※ランス美術館展
フランスの古都ランスは、シャンパーニュ地方の街で、5世紀から歴代のフランス王が戴冠式を行った大聖堂のあることで知られています。発泡性ワインの「シャンパン(正式にはシャンパーニュ)」でも有名で、ランス美術館は、その「シャンパン」の生産で財を成した人々によるコレクションをもとに、1913年に開館しました。現在ではフランスの絵画や工芸を中心に、中世から現代に至る幅広い作品を有しています。この度、同美術館の大規模な改修に合わせ、そのコレクションの精華をご紹介できることとなりました。
本展では、ドラクロワ、ジェリコー、コロー、ミレー、ピサロ、シスレー、ゴーギャン、ドニをはじめとする17世紀から20世紀の巨匠たち、そして晩年この地で洗礼を受け、制作も行ったレオナール・フジタ(藤田嗣治)など、特別出品を含む名画約70点を展示します。(美術展の案内文より)
 
※※※鳩居堂(きゅうきょどう)
書画用品・香の老舗専門店である。1663年に薬種商として創業し、蛇頂石などの民間療法薬を販売したが、その後徐々に業態を転換し、香や文房具を扱うようになった]。京都に本店、東京に銀座本店を置いており、東京鳩居堂はさらに5つの支店を持つ。1万点の商品があり、4、5千点は常時店内に置いているという。

※※※※草間彌生(くさま やよい)
日本人の芸術家。1929年、長野県松本市生まれ。
幼い頃から悩まされていた幻覚や幻聴から逃れるために、それらの幻覚・幻聴を絵にし始めた。1957年に渡米すると絵画や立体作品の制作だけではなくハプニングと称される過激なパフォーマンスを実行し、1960年代には「前衛の女王」の異名をとった。草間彌生のいくつかの作品は、水玉模様などの同一のモチーフの反復によって絵画の画面や彫刻の表面を覆うことが特徴の一つである。カボチャをモチーフにした作品もしばしば見られる。
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# by amtask | 2017-07-07 16:15 | Comments(2)