バンクーバーの空き家問題―市から届いた郵便物

日本から2ケ月ぶりにバンクーバーの家に戻ってきて、まず最初に郵便物のチェックをするのが習慣になっています。たまにCRA(税務署)からお尋ねがあったりするので、郵便物のチェックはとても重要。
いくつかの重要な郵便物の中に、バンクーバー市から10月に届いていた、Empty Homes Tax(空き家税)に関するレターがありました。Public Consultation on Empty Homes Tax(市民協議会)のお知らせです。その内容を要約すると、

「今月(10月)、バンクーバー市はバンクーバー地域の空き家に、新税をかける提案をしました。家の所有者としてはこの新税に驚くかもしれません。そこで我々は(市)は、貴方が市のPublic engagement (公共的関与)に参加することを望んでいます。最終的な結論は、11月に出るでしょう。
バンクーバー市は今、賃貸住宅の空室率が殆どゼロという危機に陥っています。
バンクーバー市は、住民から近隣の住宅が長期間空き家状態になっていることへの不安が増大していると聞いています。この空き家税は初めてですが、市場に賃貸住宅をもたらすことを第一の目的としています。
殆どのバンクーバーの住宅所有者は、この税の影響はありません。
Principal residences(所有者が住む主たる住宅)・借家人・家族が住む住宅には空き家税がかからないからです。
この新税は、別荘や投資用不動産の所有者に、その住宅を事業用不動産として賃貸市場に貸しに出させたいのです。新税からの歳入は、市の借りやすい住宅の為に再投資されます。
我々は、長期間、住宅が放置される原因となる理由・筋書きが色々あるのは理解しています。
この市民協議を通じて、我々はこの税がかからない免税の方法と、空き家の所有者が貸しに出したくなるような税率を知りたいのです。City Council(市議会)による最終的な税率と免税については、11月に決定されます。」

以上がバンクーバー市から来た文書の内容ですが、私共にも送られてきたこと考えると、バンクーバー市の住宅所有者全員に、この手紙が送られているのでしょう。
今年8月に施行された外国人に課される15%追加取得税が決定する前から、空き家税については色々議論されていました。この新税は11月に詳細が決まり、対象となる期間は2017年1月からです。この急に決まった新税が、バンクーバーの不動産市況(売買と賃貸)にどのように影響するのでしょうか。過熱した市場を冷ますことが目的ですが、どの程度、住宅の価格や賃料が下落するかが問題です。

11月半ば過ぎ、この新税は、住宅が空き家とみなされると、市の評価の1%(年間)が課税されることに決まりました。例えば、1ミリオンドル(約8000万円)の家は、1年に1万ドル(80万円)課税されるのです。大変な金額です。今後、暫くこの新税についていろいろな議論がなされると思います。詳細については次回に続きます。

備忘録-2016年秋の日本滞在(2)
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# by amtask | 2016-12-06 11:40 | ◎ ひとり言 | Comments(4)

初冬のバンクーバーに戻りました

11月の末、約2か月滞在した東京から、バンクーバーに戻りました。
晴れた日で、新宿から成田に向かうバスの車窓から、東京の海がきれいに見えました。
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そして約半日たった同日のお昼過ぎ、バンクーバーのアパートの窓から海を見ました。
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写真を撮った時、薄日が射していましたが、
翌日にはまた雨が降り出し、約1週間も雨が続くそうです。
帰った翌日、急用でコールハーバーのウォーターフロント駅の近くのオフィスを訪ねた帰り、久々に海沿いの道を歩きました。
人気のなくなった海沿いの道も、水上飛行機が発着する海も何だか寂しそう。ちょうど水上飛行機が着いて乗客が降り立つところだったので、立ち止まって見ていると、降りてきた乗客は5人だけ。夏はあんなに賑やかだったのに、冬は淋しすぎる海の風景でした。
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備忘録―2016年秋の日本滞在
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# by amtask | 2016-12-02 05:27 | Comments(4)

近場の紅葉(2) 府中の森公園

大雄山に行った数日後、もう一度、紅葉を見るチャンスに恵まれました。
テニスクラブで一緒にテニスを楽しんだ友人と、府中の森公園に行ったのです。
約束の日は曇りでしたが、平日だったので、ここも空いていてゆっくり散策を楽しめました。
この公園は、京王線の東府中の駅から徒歩10分のところにあります。東府中駅は競馬場のある駅、約20年も前、競馬場で行われた花火を見に行ったことがありますが、それ以来、降りたことがありません。
友人と東府中の駅で待ち合わせ、歩いて10分程の公園へ。時間はちょうどお昼ごろでしたが、夕方から雨という天気予報なので、お昼より先に紅葉を見ることにしました。
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まず日本庭園の中に入ってみると、落ち着いた佇まいの池があり、石や紅葉があしらわれた素敵な庭園が目の前に広がっていました。
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晴れていれば、紅葉はもっと鮮やかにきれいに見えたでしょう。でもその日は曇っていたので、きれいな写真が撮れなくて残念。
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公園の奥に入っていくと、ところどころに、少女や少年の像が建っていました。
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公園内にはいくつかのオブジェがあり、周囲の紅葉とも調和して印象に残るものでした。
また水面に映る紅葉も私の好きな光景です。
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真っ赤な紅葉した木のところに武蔵野の森という標識がありました。
このあたりの紅葉は色が濃く、散る前の華やかさを感じました。ここにも個性的なオブジェが、紅葉の景色の中で、光を放っていました。
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約1時間余の散策のあと、東府中の駅に戻った私達は、駅前のビジネスホテルの中の中華レストランで、ゆっくりとランチを楽しみました。そして夕方になる前に帰りの電車に乗り、家の近くの駅に着いた時は雨が降り始めていました。
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# by amtask | 2016-11-27 01:37 | Comments(6)

近場の紅葉(1)大雄山へ

11月も半ば過ぎ、友人2人と大雄山へ紅葉を見に行きました。それまでは、大雄山の名前も知らなかったのですが、調べてみると、次のような説明がありました。
「大雄山最乗寺(道了尊)は応永元年(1394年)、福井県の永平寺、鶴見の総持寺に次ぐ格式ある曹洞宗の御寺として建てられた。創建の貢献した道了図いう僧が、寺の完成と同時に天狗になり身を山中に隠したと伝えられることから、道了尊とも呼ばれている。この道了に因んで、境内には多くの下駄が奉納されている。また仁王門からの参道約3㎞には樹齢500年以上の杉並木(県の天然記念物)が鬱蒼と茂っている。」

朝早く9時前に、私達3人は、小田急線の成城学園駅に集合して、小田原経由で大雄山線というローカル線とバスを乗り継いで大雄山に行きました。
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その日はお天気が良く、小田急線の電車の窓から雪に覆われた富士山が見えました。
平日なので、行き帰りの電車もバスも、目的地の大雄山も混んでいなくて、ゆっくり楽しめました。
紅葉の見ごろはまだ先という予想通り、壮大な御寺の門をくぐっても紅葉は見ごろ一歩手前でした。
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でも階段を登ったり坂を上がったり、古色蒼然とした門をくぐるごとに、紅葉は鮮やかさを増していくようでした。
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何回か階段を登りましたが、私にとって、とても怖い階段が出てきました。階段を上り下りすることは問題ないのですが、直線でしかも踊り場がない急な階段は、高所恐怖症の私にとってはとても怖く感じるのです。
友人達が登って降りてくるまで、下で待っていようかと思ったのですが、かなり高齢のおばあさんが手すりにつかまって登っていくのを見て、登る決心をしました。
登ってみると、赤い下駄が沢山飾ってあり驚くほど大きな下駄もありました。赤い下駄にはどんな意味があるのでしょうか。そういえば下駄饅頭というお菓子を駅前のお店で売っていました。
「寺の創建に貢献した道了図いう僧が、寺の完成と同時に天狗になり~」という説明がありましたが、天狗と下駄というのも関連が深いのでしょう。
赤い下駄を見終わって、階段を下りるのですが、この階段は上から見下ろしても怖いような階段でした。
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下に降りる時は、直線ではない階段を降りました。
階段の曲がり角では、建物の屋根と紅葉の組み合わせが素敵な光景を見たり、
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太い樹の幹の合間から見える日の光が眩しかったり、
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明るい空を背景に、紅葉の小さな葉が重なり合う景色など、ゆっくり立ち止まって見ることができました。
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随分歩いた気がしましたが、お寺の門の近くまで戻った時はちょうどお昼時。朝来た時には、紅葉めがけて気にも留めなかった、趣のある古い橋を見ながら、お土産屋さんの食堂に直行。とろろ蕎麦を食べて、バスに乗り大雄山駅に戻りました。
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帰りのローカル線も空いていて、私達は電車の最前列に座り、行き違う電車の写真も撮れました 。
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朝、皆で集合した成城学園前駅に戻った頃はまだ2時過ぎ、どこかでお茶することになり、経堂駅近くの、友人が行きつけのカフェに寄って一休み。1時間程寛いでから、帰路につきました。明るい陽射しの中で、きれいな紅葉が見られた楽しい一日。お天気とご一緒して下さった友人に感謝です。
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# by amtask | 2016-11-24 18:40

Japan Rail Pass

私達が、日本滞在中に7日間という期間限定の旅の計画を立てた理由は、日本に来る前に、Japan Rail Pass という、日本中どこへでも切符を買うことなく行けるパスを買ってきたからです。
利用資格は、一定の条件を満たした外国人観光客、居住国の永住権を持つ日本人です。私達は後者に該当します。
購入したPassは7日間(ほかに14日間、21日間がある) グリーン車用(普通車用は10000円安い)で、
大人\38,880。この金額は円建てなので、実際に購入する時は、私達の場合、カナダドルに換算してカナダドルで購入します。
そのパスの魅力は、日本国中のJRの鉄道、JRのバスなどに乗れることです。
しかしこのパスにはいろいろな制限があります。
そのパスは日本では買うことができないこと。日本に来る前に買う必要があるので、日本に来て急に思い立っても利用できないのです。
そして最も大きな制限は、新幹線の「のぞみ」、「みずほ」に乗れないこと」です。昔。東海道新幹線では、「ひかり」が主流の時もありましたが、今は「のぞみ」「みずほ」を外して「ひかり」と「こだま」しか使えないとなると、関西や九州方面へは、飛行機を利用した方が良いと事になってしまいます。
そうは言ってもこのパスはあくまでも観光用、急ぐ必要がない旅だとすれば、とても楽に日本中を旅することができるのです。

カナダに移住して約10年経ちましたが、その間、今回を含めて3回このパスを購入しました。
今回も1週間のパスを購入しました。滞在期間約2か月の間に、1週間を決めて、旅行だけに専念するのです。しかし、その前に旅行のプランを自分で立て、宿泊の予約や列車の指定券をとらなければなりません。これが結構大変なので、出発前の1週間は、旅行の計画で頭が一杯になりました。
まず一番行きたいところから決めます。大体2つの行先を決め、1泊2日や2泊3日の旅を組み合わせて、7日に満たない場合は、日帰り旅行を組み入れます。この日帰り旅行を、私は「すごく得した」という意味で「おまけの日帰り旅行」と称して、blogにもアップしました。
勿論、利用する交通機関はJR新幹線と特急、目的の地域に行ったらローカル線で回ります。
ここで重要なことは1か所に留まらない、宿泊費を節約するため、途中東京の自宅に泊まることも考えます。
そんな風に工夫して、新幹線に乗って時間を節約し、見たいところをゆっくり回るのです。
新幹線を利用すれば、7日間の間に北海道と九州に行くことも可能。空いた日は、日帰り旅行を入れて、パスを有効に使います。
初めてこのパスで旅行したとき、東京―名古屋―広島―下関の順に親戚や友人を訪ねても3泊4日、その後、軽井沢・京都・仙台など日帰りで楽しみました。
日帰り旅行は宿泊の予約をしなくて済むし、お天気や体調の具合で止めたりできるので気が楽です。グリーンも利用できるパスを買うと、楽に座って行けるので、日帰りでも優雅な気分で旅することができます。
利用できない列車があるなどの制限はあっても、期間中は、切符を買わなくても自由に列車に乗れる、空いていれば、グリーンの席にも座れるこのパスはとても便利です。

でも最近は外国人の観光客が急増して、JRがこのパスの購入条件を,厳しくするという話もあるようです。
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# by amtask | 2016-11-19 12:21 | ◎ ひとり言 | Comments(7)

紅葉を追いかける旅(6) おまけの小旅行2つ 

小旅行1-小海線に乗る旅
黒部から戻った翌日は、薄日が差す穏やかなお天気。朝ゆっくり起きて新宿駅へ。
11時発の特急あずさに乗るためです。
その日の日帰り旅行は、小淵沢から出ている小海線に乗る旅でした。小海線は小淵沢から小諸まで走るローカル列車。以前小海線に乗ったのは、息子がまだ小学生の頃、かなり昔です。
夏休みに甲斐大泉近くのペンションに泊まり、清里でソフトクリームを食べたり、ひまわりと背比べをした息子、そんな思い出に浸りながら、小海線に乗り込みました。
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平日なので電車は空いていて、窓の外の景色を見るために席を移動したり、車両の一番前に行って、運転席の窓越しに写真を撮ってくることもできました。
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ところが、電車が清里に着くと、ホームには大勢の人が待っていて、電車の扉があくと、車内は朝の通勤電車のように混んでしまいました。
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私達の座っていたボックス席にも、中年の女性2人が座りました。彼女たちの話によると、その団体は次の駅(野辺山駅)で降りるというのです。この駅は日本で最も標高の高い駅、見晴もいいのでしょう。野辺山で降りた後は、バスが迎えに来ていて、そこからブドウ狩りに行く日帰り旅行だと話してくれました。
この団体ツアー、メジャーな観光地でよく見かけますが、圧倒的に中高年の女性が多い団体です。

野辺山で団体客が降りて静かになったと思ったら、次の駅でまた団体客が大勢乗り込んできて、車内は再び通勤電車状態。野辺山で降りて行った女性2人は良く喋るし、陽気な人達でしたが、次に私達の隣に座ったのは、無口な高齢者の夫婦。彼らは松原湖駅で降りていきました。
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再び静けさを取り戻した電車は走り続け、車窓から見える風景も、小海駅を過ぎたあたりから普通の地方の農村という感じになりました。小海線は、始発駅小淵沢から松原湖辺りまでがリゾート地、静かな雰囲気の中にも華やかさがありました。列車は中込駅を過ぎてしばらく走り、佐久平に着きました。
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佐久平は北陸新幹線の停車駅、私達はそこで北陸新幹線に乗り換えて、東京駅へ。
たった半日のローカル列車に乗る小旅行、歩いたのは、家から駅、駅で電車を乗り換えるだけだったので、ほとんど歩きませんでした。
乗り物のコースは、新宿駅-(JR特急あずさ)-小淵沢-(小海線)-佐久平-(新幹線はくたか)-東京駅、という一筆書きでした。
新幹線を利用すると、昔だったら泊まらなければ行けないところへも、日帰りで行けるようになると思います。
あらためて新幹線の便利さが実感できた旅でした。
そして、あちこちで見かける団体パッfクツアーに圧倒され、あらためてその機動力にも驚いたのです。

小旅行2―友人を訪ねて伊東へ
Travel week の7日目は、伊豆半島の伊東に行く日。
まず、東京駅から出発する踊り子号に乗り込みました。午前10時に出発するはずでしたが信号機の故障とかで、20分遅れて出発。祝日の午前中なのに、車内はガラガラでした。
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お天気のよい日だったので、茅ケ崎を過ぎたあたりから海の景色が見え隠れしました。久しぶりに見る暖かい海の景色。
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東京駅を出発して2時間足らずで、目的地の伊東に到着。昔、夏休みや冬のミカン狩りで来たことがあり、「冬でも暖かい」というイメージがありましたが、その日も汗ばむような陽気でした。
今回の伊東行は、バンクーバーに40年住んだ友人夫妻が、今年の6月にバンクーバーから伊東に移り住み、温泉付きの豪華な広いリゾートマンションで温泉三昧、悠々自適な暮らしをしているというので、見学させてもらうためでした。
伊東駅まで迎えに来てくれた友人ご夫妻と、駅前のレストランで食事をして、車で15分程のリゾートマンションに行きました。そのマンションはホテルに併設されていて専有部分も広く、温泉も豪華で色々な種類の浴槽や露天風呂もありました。
私達は夕方東京に戻るので、お湯に浸るだけの体験入浴。もちろん男湯と女湯がわかれているので、私は奥様と、夫はご主人と一緒です。
入浴後は、夕方までお茶しながら、半年ぶりの再会を喜び、話に花が咲きました。
その豪華リゾートマンションからの景色も素晴らしかったです。
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夕方、伊東駅まで車で送ってもらい、6時過ぎの踊り子号に乗り、東京へ。
帰りの踊り子号も、私たちの乗った車両はガラガラ、東京駅で列車を降りる時、私達の他、一組のカッブルしか乗っていませんでした。祝日の夕方だというのになぜこんなに空いているのか不思議でした。
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踊り子号の車両は古く、折角グリーン車に乗ったのに、あまりきれいでなく、洗面所などの設備が古く、清潔ではなかったので、私自身、伊東に行くとしても、踊り子号には乗りたくないと思いました。それが空いていた理由かどうかわかりませんが、在来線の車両(特にトイレ)を改善しないと、外国人観光客からも苦情が出るのでは、と思います。
そして帰りも、定刻より30分以上遅れて東京駅に着きました。理由は動物と貨物列車が衝突したからだというので。なので、私達の場合行きも帰りも電車に遅れが出たのです。
それに比べて新幹線の遅れは殆どありませんでした。やはり在来線は色々な面で老朽化が進んでいるのではと思いました。

今回の7日間の紅葉を追いかける旅、色々なタイプのローカル線に乗りました。また新しい新幹線にも乗ることができ、そのスピードと快適さは素晴らかったです。
また小刻みに小さな駅にも停まるローカル線も、魅力的な乗り物であることも再発見した旅でした。
紅葉を追いかけて北海道や北陸、そして最後に伊豆と旅しましたが、細長い日本の国、場所によって気候がずいぶん違うのだという事もあらためて再認識できた旅でした。
色々ありましたが、7日間無事に旅を終えたことに、感謝しながら、東京駅で電車を降りました。
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# by amtask | 2016-11-17 10:48 | Comments(4)

紅葉を追いかける旅(5)

80分のトロッコ電車からの景色を楽しんだ後、欅平駅に着きました。もうその時小雨が降り始めていましたが、時折陽が射したり「キツネの嫁入り」状態のお天気でした。
私達は、片道50分程の祖母谷温泉に向かいました。2時間後には欅平に戻らなければならないので、片道40分歩いたら引き返すことにしました。
まず欅平から、赤い橋(奥鐘橋)を渡ります。小雨が降っていますが、いくつかのグループも歩いています。
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橋を渡ると奥鐘山、奥鐘山に差し掛かると、落石注意などの警告があり段々山の奥に入っていく感じ。紅葉と渓谷の水の色がきれいです。祖母谷渓谷の記念碑もありました。
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しばらく歩くとトンネルがあり、ごつごつした岩の壁や、深く生い茂った木々に囲まれた細い道、周囲に人影もなく、心細くなるような景色です。
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トンネルを抜けてしばらく歩くと、またトンネル。
一本道なのに、今自分はどこを歩いているかわからなくなりました、歩いている人は殆どいません。
ようやく行き交う人に尋てわかったことは、目的地の祖母谷温泉は、まだ20分も歩かなければなりません。雨も本降りになってきたので、引き返すことにしました。
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暫く下ると、建物が見えてきました。後で地図を見て、名剣温泉だとわかりましたが、行きの上り坂では気が付きませんでした。トンネルもありましたが。往路にくぐったはずのトンネルです。
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更に下り坂を歩くと、街が見えてきました。何だかほっとする景色。
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行きには気にも留めなかった、人喰い岩に差し掛かりました。人が通る為に岩を掘ったそうです。
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人喰い岩の入口に警告とヘルメットが置いてありました。行きには気が付かなかったのですが、読んでみると,「生きている黒部を押さえ込むことは人間には不可能です。(中略)怖いと思ったらここで引き返してください」というのです。やはり凄いところだったのだと、ぞっとするような警告。でも最後に危険を冒しても行って見る価値はあるでしょう。という意味のことが書かれていました。
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更に坂を下りて欅平に戻りました。警告を読んだ後なので、無事に戻れたことに感謝したい気分でした。
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ほっとした気分で、予定通りの帰りの電車に乗りました。雨は本降りになってきましたが、
まだお昼前だったので、行き交う電車にも結構人が沢山乗っていました。雨は段々激しく窓なしの車両にのっているので、座席の中央に座っていても、風が吹くと雨が吹かりかかり、ちょっと辛い時間でした。
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予定通りトロッコ電車は、宇奈月駅に到着。そこから前日に乗った富山地方鉄道で新幹線の駅「黒部宇奈月温泉駅」に戻り、予定より早い新幹線で東京に戻りました。
あの雨の中で震えながらトロッコ電車に乗ったことを思うと、新幹線の座席はまるで天国のよう。快くまどろみながら、夕方早い時間に東京に戻ることができました。
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新しい北陸新幹線のお蔭で、黒部に行くのは随分便利になったと言われています。私達もこの新しい路線ができたので、行く気になりました。
黒部渓谷、トロッコ電車は観光用に用意されたコースではないので、人々が危険を冒して切り開いた黒部の山や渓谷の景色は迫力があり、自然の偉大さを感じた旅でした。沢山写真を撮り、どの写真も省略したくない気持ちで、このblogアップしました。
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# by amtask | 2016-11-14 12:25 | Comments(2)

紅葉を追いかける旅(4)

姥捨駅から篠ノ井線で再び長野駅に戻った後、北陸新幹線「はくたか」に乗り、黒部宇奈月温泉駅で下車。新幹線の駅前の通りを渡ると、富山地方鉄道の「新黒部」駅がありました。そこから電車で30分程乗り、その日の最終目的地「宇奈月温泉駅」に着きました。
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温泉街を一回りして、ホテルにチェックインしたのが5時過ぎ。私の部屋は「トロッコ電車が見える部屋」というものですが、本当にトロッコ電車の駅すぐ近く、このホテル、トロッコ電車に乗るためにあるようなホテルです。
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夕食は温泉街の居酒屋でおでんや釜飯を食べ、ホテルの部屋に戻り一休みして、温泉に浸かりました。大きな温泉ではなく、6~7人入るといっぱいになるほどの大きさですが、私を含めて3人しか入っていませんでした。その時、男性用は1人だったとか。
久しぶりの温泉に浸って温まると、姥捨の棚田の坂道や長楽寺の階段を、上り下りした疲れが癒されるようでした。
夜も早めに就寝、翌日がこの1週間の旅の中で最も重要な「黒部渓谷の紅葉を、トロッコ電車に乗ってみる」日だからです。

翌朝、充実した朝食で腹ごしらえした後、ホテルをチェックアウトして、荷物も預け、ホテルから徒歩5分程のトロッコ電車の駅へ。
朝早かったので、新幹線で来る観光客はまだ少なくて、切符を買うのも容易でした。
トロッコ電車は、窓付きの車両と窓なしの車両があって、窓ありはガラス越しに景色を見ることになるので、窓なしを選びました。ガラス越しでは良い写真が取れないからです。
トロッコ電車の終点は「欅平」、所要時間は80分ですが、刻々と流れるように景色が変わるので、飽きることはありませんでした。
途中、駅はいくつかありましたが、電車は主要な駅しか停まりません。私達が購入した切符は、欅平行きで途中下車はできない切符でした。

電車が走りだしました。
窓なしの車両は前の、電車は空いていて、人も自由に移動できるので、写真も撮り易かったです。まず目に飛び込んできた景色は、ダム湖、水の色が独特です。
名所に差し掛かると女性の声のアナウスで説明があるのですが、電車は遅くみえても結構早く、景色もあっという間に通り過ぎてしますので、景色を見ながら説明を聞くのも気ぜわしい気がしました。間もなく黒薙という駅に到着。
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黒薙を過ぎると、車窓もから見る景色もどんどん変わっていきます。
発電所の近くだからなのか、橋や建物も見えてきました。
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電車が走るに従い、紅葉の色も鮮やかになっていくようです。標高が高くなるからでしょう。
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次の駅は鐘釣駅、釣鐘を過ぎても、ダムや渓流の景色が続きます。
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欅平に近づき、赤い橋が見えてきて、終点の欅平駅に着きました。あの赤い橋を渡って、これからどんな景色が見られるか楽しみです。
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紅葉を追いかける旅(5)に続きます
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# by amtask | 2016-11-11 11:35

紅葉を追いかける旅(3)

函館から戻った翌々日、次の目的地に向けて東京を出発。
その日の最初の目的地は篠ノ井線の姨捨駅。なぜ姨捨なのか、棚田が見たかったからです。今回の旅行も1泊2日の予定、一番の目的地は黒部宇奈月、夕方までに宇奈月温泉まで行くことが必須の条件でした。その前にどこに行くか色々考えました。高岡から出ている氷見線も魅力的、氷見の近くに素敵な棚田があると知り、その棚田も見たかったので、色々時刻表を調べてみると、その棚田を見るには、時間的に難しいことがわかりました。
その時、頭をよぎったのが、今年の夏、姨捨を旅された友人Sさんのblog、その中で見た棚田の景色。もう一度、時刻表で調べると、姥捨は長野駅からそれほど遠くないことがわかり、急遽姨捨に行くことしたのです。

出発の日、朝8時過ぎの北陸新幹線「かがやき」に乗り、1時間半も乗ると長野駅。そこで篠ノ井線に乗り換えて、30分程で姥捨駅に着きました。棚田や長楽寺はすべて徒歩圏内。姥捨駅で降りたのは、私達を含めてほんの数人、そして棚田に向けて歩き出したのは私達2人だけでした。
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姨捨駅は無人駅ですが、列車が着いた時、偶々駅員の人がいて、色々質問すると、地図をくれました。線路沿いの道をしばらく歩き、左手に見える棚田の方向に曲がるとその周辺は、収穫が終わった後の棚田が広がっていました。坂は急なので転ばないように気を付けて歩きました。
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その日は良く晴れて暑い程の陽気。遮るものが何もない、人は誰もいない、稲は刈り取られた後でちょっと殺風景な風景。でも晴れているので遠景はよく見えました。
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坂を下りながら左の方に向かっていくと、月の名所の標識などがあり、姨捨は、棚田と月の相乗効果で有名になった所だと知りました。(名月の里棚田、発祥の地、等と書かれています)
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暫く歩くと、茅葺屋根の建物が見えてきました。近寄ってみると、どうも芭蕉に関連のある建物のよう。この芭蕉ゆかりの建物は長楽寺の門脇に建っていて、「芭蕉翁面影」という立札が立っていました。
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姥捨で見るべきところは、棚田と並んで長楽寺。
長楽寺はどんなお寺かというと、「長楽寺は姥捨の棚田の傍にあり、観月の名所として知られる天台宗の寺院。紅葉が盛りとなる10月末は特に風情を増す。松尾芭蕉はじめ多くの文人が訪れ、50もの句碑が立ち並ぶ。眼下に眺望の広がる境内には多くの歌碑や句碑がある。中でも門脇の松尾芭蕉の句「俤や姥一人なく月の友」を刻んだおもかげ塚(芭蕉翁面影塚)が著名である。」
でも長楽寺に着いたころは、疲れてしまって沢山の句碑を読む元気がありませんでした。
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長楽寺の玄関に辿りつくのも沢山の階段を登らなければなりませんが、登ってみると、ススキや秋の花に彩られた落ち着いた趣のある光景が見られました。
お賽銭をお賽銭箱に入れて、仏様にご挨拶した後は、林檎とおからかりんとうを買いました。これが私達のランチになろうとは‼ その時は思ってもみませんでした。

お寺の玄関から反対側の階段を下りると、姥捨て会館に行けるはず。でも行って見ると会館の前の駐車場や広場には誰もいません。そこに1台の車からおじさんが降りてきて、私達に「何で来たのですか?」と尋ねました。「電車で」と答えると、彼は車できて、この会館でお昼を食べようと思ったけど、今日はお休み。街の方から来たけど街にも何もなかった。車でここまで来るのも大変だった。」というのです。では、私達のお昼はどうなるの?でも街の方まで行かなくてよかった、貴重な情報が得られたと思いました。
こうなったら、早く駅に戻るしかありません。もう一度御寺の境内に戻った時、一人のおばあさんが歩いてきて「何時もの年だと、この周辺は真っ赤に紅葉するのに、今年はまだまだ。やはり陽気が変わったのね。」などと話してくれました。やはり長楽寺の説明の通り、いつもの年だと今が紅葉の盛りの時期だったのですが、今年は紅葉が遅く、ちょっと期待外れ。おばあさんの話をもっともききたかったけど、今は姥捨駅にもどるしかありません。
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依然としてこの地域の坂道はきついし、日が照って暑いし、駅までの距離はそれほど遠くないのに疲れてしまいました。丘の中腹に古びたベンチを見つけました。でも一人のおじさんが座っていましたが、このベンチに座らせてもらい、約30分程、そのおじさんから色々な話を聞くことができました。おじさんは71歳、平地で農業をするのは楽でも急傾斜にある畑を耕すのは大変。でも後継ぎがいない野で自分の代で終わるだろう。この急激な変化の気候で病人が増えて、近くの診療所は待つ人であふれている。」など話してくれました。この近くの農村にも高齢化の問題は深刻のようでした。
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色々話を聞き、体も休まったので、再び駅に向かいました。列車が着いた時に居た駅員のおじさんも、列車を待つ人も誰もいません。姥捨て会館でお昼を食べる予定だった私達は、凄くお腹が空いて、駅の片隅のベンチで、家から持ってきた小さなお握りと、お寺で買ったりんごとおからかりんとうを食べました。何とこの駅には自動販売機もないので、ペットボトルに残ったお水で喉を潤しました。林檎はシナノスイートという種類、少し小ぶりですが、とても美味しくて、生き返ったような気がしました。
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しばらく休んでいると、予定通りの時間に長野行きに電車が来ました。姥捨駅のホームのベンチが外を向いて寂しげに並んでいます。それは良い景色を眺めるためだとか。その変わった駅のホームを後にして、約1時間後には大きくて近代的な新幹線の長野駅に戻ったのです。
(その4に続きます)
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# by amtask | 2016-11-09 11:16

紅葉を追いかける旅(2)

翌朝、早めに起きて軽く朝食を済ませて、函館駅近くのバスセンターへ。函館は公共のバスが便利なのです。今日の目的地、香雪園(見晴公園)へは、函館駅からバスで40分だとネットで調べてあったので、効率よく目的地に着くことができました。

その日の目的地は、次の説明を読んで決めました。
「見晴公園は、湯の川温泉の山側に位置し、国指定名勝の旧岩船氏の庭園(香雪園や、野球グラウンドを含む広さ約46万㎡の函館市最大の総合公園。
公園の中心となる旧岩船氏庭園は、函館市の豪商・岩船峯次郎が明治31年(1898)から造成した別荘と庭園。園内には、母屋の屋根が茅葺きの園亭や、レンガ造りの温室などが点在。公園内には、芝生広場を囲むソメイヨシノや、カエデを中心に約150種の木々が植栽されており、10月下旬~11月上旬にかけては公園内一帯が紅葉で色づき、約100m続くカエデ並木も、赤や黄色に染まり見事。毎年、夜の紅葉のライトアップもある。~」
岩船氏は行商から身を興して北海道内で有数の呉服商となった方だそうです。

予想より早く目的地に到着し、香雪園の中に入ると、まだ人はそれほど多くなく、ゆっくり紅葉を見ることができました。
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紅葉は、見ごろのちょっと手前といった感じでしたが、お天気も良く明るい日差しの中で、赤や黄色の紅葉が眩しい程でした。
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香雪園の中は広く、色々歩き回ってみると紅葉と、橋や建物、ススキなどのコンビネーションが印象的な光景が見られました。
豪商の私邸だった香雪園はとても広く、お天気の良い土曜日だというのに、ほとんど人に会いません。
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更に歩き回ると、茅葺屋根の建物がありました。そっと中を覗いてみると、係員も誰もいません。玄関で来訪者の人数を数えるボタンを押すだけで、入場できるのです。その時点での来訪者は私達だけ。
清々しい和室の障子から、柔らかい秋の陽射しの中で、高価そうなお茶の道具も展示されていました。
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でも何と言っても和室から見える庭園は素晴らしく、この和室から去り難い気持ちになりました。
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紅葉し始めた素晴らしい庭園を後にして、香雪園の門を出る頃、これから入場する観光客で賑わい始めていました。
やはり北海道、お天気が良いのに寒くなってきて、バスを待つ間、小さな停留所の待合室は人でいっぱい。ようやくバスの乗り込み40分、再び函館に戻りました。
朝早めに行ったので、予定より早く函館に戻れて、時計を見るとお昼前の時間。
そこで函館駅近くの朝市に行って見ました。前に一度来たことがあるので、今回は時間の関係で諦めていたのですが、まだ営業しているお店も沢山あってよかったです。
丁度お昼時だったので、海鮮どんぶりのお店に入り、3種類のどんぶりを頼み、2人で味見しながら昼食をとりました。暖かいおみそ汁・暖かいごはんの上にのったいくらや蟹が美味しかったです。
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少しばかり自分へのお土産を買い、朝市を後にして、次に向かったのが、泊まったホテルの近くにある衣料品店「しまむら」。
あまり寒くなったので、薄いダウンのジャケットでは風をひきそうだったから。でも東京に帰ると着ないだろうなと思うものばかりで、買うのを止めました。
その後はコーヒーショップでお茶して、夕方函館駅に戻りました。
夕方に近づくに従って風が強くなり、身に着けていたサングラスが飛びそうなほど。
交差点で信号待ちしている若い女子は、寒さのため、じっとしていられなくて飛び跳ねていました。新幹線で時間的に東京から近くなったとはいえ、やはりここは北国なのだと実感。。
函館駅について、新幹線の時間まで間があるので、駅の反対側の海の方に行って見ようと思ったのですが、風と寒さで断念し、駅ビルの中から海の景色を写真に撮りました。
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ようやく私達が載る新幹線の時間が来て、駅のホームに。新しくてきれいですが、新しすぎてちょっと殺風景。暇に任せて、駅と新幹線の記念写真を撮りました。
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新幹線のお蔭で、4時間たてば東京です。列車に乗り込み自分の座席に座ると、何だか半分自分の家に戻ったような気分になるから不思議です。
新しい新幹線は、座席も洗面所もきれいで清潔、シートも素晴らしく疲れません。この4時間は本当に快適でした。
紅葉を追う旅の前半は、これで終わりです。
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# by amtask | 2016-11-06 12:06 | Comments(8)