まだまだ続く桜の季節―ニトベメモリアルガーデンの桜

昨日の土曜日はイースター4連休の2日目。以前から、一度訪れたいと思っていたニトベメモリアルガーデンに行ってみた。それに、私達が時々参加する飲み会のグループが、ちょうどこの日、花見のイベントをこの庭園で主催することになっていた。
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UBCの入り口までは簡単に辿り着いたが、予想以上に広くて、その庭園がどちらの方向かもわからない。少し歩くと大きな本屋さんがあり、そこでキャンパスマップをもらい、ようやくどっちの方向かつきとめた。目的の庭園は大学の敷地の北西の端にあり、すぐ近くには太平洋の海がある。その方向には桜並木が続き、桜を見ながら歩くこと約10分。満開の時期は過ぎたものの、まだまだ桜はきれい。
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しばらく歩くと、日本的な塀に囲まれた一角が見えてきた。ニトベメモリアルガーデンは、5千円札の肖像にもなっている新渡戸稲造ゆかりの庭園。新渡戸稲造の学者・教育者・外交官としての精神を尊重して作られ、庭園内には「願わくば われ太平洋の橋とならん」という新渡戸氏の願いの言葉が刻まれた石碑が建っていた。
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この庭園は、北米で最も伝統的な日本庭園の一つと言われ、日本国外にある日本式庭園のベスト5に入るとされている。様式は紛れもない禅の庭園で、うっそうとした森林に囲まれている敷地には、茶室、池などがあり、池にはいくつか橋が架かり、池の端には灯篭が置かれている。そこにいると、カナダにいることを忘れ、日本にいると錯覚するほど、日本的でな落ち着いた雰囲気の場所だ。桜の時期に、この庭園に来ることができてよかった、と充実した気持ちで次の目的地に向かった。
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# by amtask | 2007-04-09 15:19 | Comments(10)

まだまだ続く桜の季節

昨日、スタンレーパークの桜を見に行った。10日ほど前、ダウンタウンでは満開になっていた染井吉野は、公園では咲き始めたばかりだった。 4月に入って、ダウンタウンの染井吉野は散り始めたが、公園の桜はどうなっているのだろう。
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遠くからはピンクの雲のよう。近寄ってみると、満開の見頃だ。今年も去年の嵐にもめげず、咲いていた。今年も満開の桜に出会えてよかった。
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桜の木の周辺を歩くと、かすかに桜の花の匂いがした。ダウンタウンから、歩いて10分ほどの距離なのに、桜の開花時期は、1週間以上も違うのは、環境それとも種類が違うためなのだろうか。バンクーバーの桜はハイブリッドが多いときいている。日本の桜とは微妙な違いがあるのかもしれない。
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そして白い桜も満開に。街の桜と、木の形は違うが、花は同じような白のセミダブルの花。
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花嫁と花婿の記念写真を撮っていたが、平日の午後なので人は少なく、日本の賑やかなお花見を思い出すと、何か淋しげな風景に思えた。
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# by amtask | 2007-04-07 05:29 | Comments(8)

春休みスキー

英語学校の春休みは3月後半の1週間、その休みにスキーに行こうと準備してお天気になるのを待ったが、毎日雨ばかり。ようやくお天気が回復したのが休み明け、そこで思い切って学校を休んで、スキーに行った。

バンクーバーの近郊には3つのスキー場(グラウス・シーモア・サイプレス)があり、ダウンタウンからクルマやバスで、30分から1時間で行くことができる。その日行ったのは、サイプレスマウンテン、2010年の冬季オリンピックのスキー・スノーボード競技の会場にもなるところだ。
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すべて用意が整い、滑り始めたのが10時過ぎ、風もなく、柔らかい春の陽射しがあり、気持ちのよいスキー日和。
おまけにスキー場は、春休みが終わった月曜日で人が少なく、ゲレンデもリフトもガラガラで、滑り降りてくると、リフト待ちなしですぐまたリフトに、という具合に効率よく滑ることができた。昔バブルの頃、上越のスキー場で、リフトに乗るのに1時間も待ったことを思い出すと嘘のようだ。
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あの混雑と、スピーカーから流れる音楽やDJの声、日本のスキー場の賑やかさが、ちょっと懐かしくさえ感じてしまう静かさだ。
効率よく滑れるのは良いのだが、しばらく滑ると、疲れてしまい、体力と筋力が衰えていることを感じた。しかしスキーの楽しみは滑ることだけでなく、頂上に上って景色を見渡すということがある。幸運なことに、その日は良く晴れていて、遠くの海や山が見渡せた。疲れると、時々立ち止まって写真を撮った。
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サイプレスマウンテンのリフトやロッジは古く、体育系のスキー場という感じ。ロープウェイやトラムはなく、距離は長いのに古いリフトしかない。
ロッジも、古い食堂といった感じで、イスやテーブルも木製の古びたものだった。2010年のオリンピックまでには、一部で新しいリフトを設置されるなど、もっときれいなスキー場に生まれ変わるのだろう。
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お昼をはさみ、日が翳リ始める3時ごろまで、スキーを楽しんだ。滑り終わり、帰り支度をして外に出ると、まだ明るい空には、月が出ていた。
20分ほど山を降りると、ウエストバンクーバーの閑静な住宅地が広がっている。そこから橋を渡るともうダウンタウンに着く。ダウンタウンでは、桜などの春の花が咲いていて、まるで別世界。30分前まで雪の中にいたのが夢のよう。
アパートに戻って窓の外を見ると、夕陽が沈むところだった。山側を見ると、今日滑ってきたサイプレスの山が見えた。晴天に恵まれた素晴らしい一日だった。
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# by amtask | 2007-04-02 03:17 | Comments(8)

VanDusen Botanical Garden

春休みの間中降っていた雨が上がった、気持ちの良い今週の日曜日、VanDusen botanical Gardenという植物園に行ってみた。キバナフジが割く5月頃は、印象派の絵のような光景が見られるという植物園。もともとゴルフ場だったという庭園は、55エーカー(22万2600平方メートル)という広さがあるという。
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ちょうど私達が行ったとき、ガイドさんの説明ツアーが始まるところだった。(一番手前の青いコートの銀髪の女性がガイドさん)
説明を聞きながら、今の時期に花が咲いているコースを回った。まず最初は、桜の説明から始まり、日本の桜の説明が面白かった。「日本では桜は数日しか咲いていない。その桜の木の下で人々は酒盛りをする」というもの。日本では当たり前のことだが、カナダでは桜は長持ちするし、公の場でお酒が飲めないので、人々はちょっとびっくりしたような表情で説明を聞いていた。
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入口を入る時、この時期の花の説明があり、桜・梅に並んで、サマー・スノーフリークなどがあった。私の近所にはスノードロップは沢山咲いていたが、スノーフリークは見たことがなかった。小さな花なので、植物園の中を注意深く見て歩いたら、2~3株見つかった。
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小さな花ではないが、花のつき方や、花の中の模様や色が珍しい白い石楠花が印象的だった。
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印象派の絵のような光景は見られなかったが、春らしい小さな花が健気に咲いているのを見るのは楽しかった。
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日曜日だというのに、人は少なく、春の陽射しを浴びて、ゆっくりお花を楽しむことが出来た。

デスクトップマガジン asobist.com 「世界の桜」に、特派員ライターとして、私の記事と写真が載っています。ここをクリックして下さい
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# by amtask | 2007-03-31 02:06 | Comments(6)

雨の日のケーキ作り

桜の季節だというのに、最近は雨ばかり降っている。
昨日、ダウンタウンで桜祭りのイベントが予定されていた。楽しみにしていたのにひどい雨!
イベントの会場はスカイトレインのバラード駅、この駅はダウンタウンの中心に位置し、東京で言えば、銀座4丁目といった感じの場所にある。ときどきバイオリン・フルートなどの生演奏が聴ける、とても優雅な駅なのだ。
そして、春には桜や白いマグノリアが咲く花の名所でもある。桜は染井吉野だといわれているが、「アメリカ」という種類の桜だという説もある。
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とにかく出かけるのを止めて、ケーキを焼くことにした。ハンドミキサーは先日のフリーマーケットで買ったばかり。オーブンは2人分の料理で使うには、大きすぎるので、今まで使ったことがなかった。慣れない道具、なれない材料、それに久々のケーキ作りなので、一番簡単なカップケーキにした。型は、小さなアップルパイが入っていたアルミのケースがあったので、それに材料を流し込んで焼いてみた。
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ケーキを焼くことは、オーブンを明ける、良い匂いが漂う、そして食べる、何度も楽しめる作業だ。夕方近く、ようやく完成。それからが我家のティータイム。何とか食べられた。自分で作ったケーキは特別な味がする。雨のお蔭で、桜祭りは見られなかったけど、初めてケーキを焼くことができて、気持ちもちょっと明るくなった。
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# by amtask | 2007-03-24 16:45 | Comments(8)

Flea market

今週に日曜日、地域のコミニュティーセンター主催、年3回だけのFrea marketが開かれるというので、行ってみた。コミニュティーセンターが、学校の体育館を借り、70ほどのテーブルを用意し、そのテーブルを1つ有料(17ドルほど)で出品者に貸すというものだ。
入り口では入場料を1人1ドル徴収している。そのの日は雨だったのに、人が沢山詰めかけ、品物を物色している。
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商品はコートヤードセールに出るような衣類や生活用品などだ。私も会場を1周して、計りとハンドミキサーを買った。ちょうど探していたものだった。
ハンドミキサーは、試してみることができないが、とても安い値段なので、とりあえず買ってみた。家で試したら真面目に動くことが分かって、嬉しくなった。
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朝降っていた雨も上がり、午後は公園に花を見に行った。桜はまだ満開ではないが、花は他にもきれい咲いているはず。
案の定、小さな花たちと、強烈な椿の赤いじゅうたんを見ることができた。
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赤い花びらの間からチュウリップのような球根の芽の緑が印象的だ。こちらの椿が花ごと落ちずに、花びらが散って積もるのを知っていて、椿の下に球根を植えたのだろうか。
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# by amtask | 2007-03-21 16:30 | Comments(4)

お絵描き教室 10回コース終了

先週で、Drawing & Painting の10回コースが終了。とうとう英語の壁は低くならなかったけど、10回通いとおした。まず1回目で英語の壁が予想以上に高いことを知り、目標を[10回通う]ことだけにした。その目標は達し、皆勤賞と自分を褒めたものの、10回通って何が得られたのか考えてみた。①自分の英語力不足を実感 ②絵を描くことの楽しさを知った ③絵の基礎を少し学んだ ぐらいだろうか。それでも、学校の図工の時間で描いただけの私が、大人になって初めて絵を描いた。
7回目に描いた絵は、数回前のブログに載せてみたが、その後の3回は、人の顔の描き方だった。最終日に書いたのは、モデルの写真を見て描いたもの。
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今週から1週間英語学校も春休み。ほっとして周囲を見回すと、桜だけでなく、ありふれた花の美しさに気が付いた。今まで水仙がこんなに身近に感じたことなかったのは、なぜだろう。
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# by amtask | 2007-03-19 16:55 | Comments(13)

3週間も早いサマータイム

今日からサマータイム。去年は4月だったのに、なぜ3週間も早まってしまったのだろう。
サマータイムになっても、体内時間はまだ1時間ずれている。
いつもは、目覚ましが鳴る前に目が覚めるのに、今日は目覚ましの音で目が覚めた。
そして今日は珍しく青空が広がった。夕方、いつまでも明るく、久々に夕陽を見ていたら、いつの間にか夜7時、夕食は9時になってしまった。

サマータイムに合わせて、桜の花も急いで開き始めた。それでも去年より2週間も遅れているという。桜の花に混じって、濃いピンクの花・白い花の木も花を咲かせている。
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紫陽花はもう夏の準備をしている。
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# by amtask | 2007-03-13 16:01 | Comments(8)

ダブルレインボー

ダブルレインボーを見た。
昨日は、朝から雨だったが午後には雨が上がり、夕方はお日様が顔を出しそうな気配。
夕方買い物から帰るころ、近所に住むY子さん夕陽の写真を撮りに来ることになった。
5時過ぎ、彼女がカメラを持ってやってきた。すると急に西の空の雲が切れ、その合間から光が射してきた。急いでバルコニーに出てみると雨が降っている。それでもお日様は西の空に輝き始めた。これはもしかして、虹!お日様の反対側の空を見た。
予想とおり、かすかな色の虹が現れた。時間とともに色が濃くなった。目を少し左に移すと、もう1本の虹が現れた。これは縁起のよいダブルレインボーだ。
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ダブルレインボーはハワイで見たことがあるが、バンクーバーの虹は弧が大きい。
1枚の写真にはおさまらないほど。
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虹はほんの数分ではかなく消えた。海の方を見ると、沈んだ太陽の残照と、街の灯が交錯する黄昏の景色に変わっていた。
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# by amtask | 2007-03-09 16:49 | Comments(4)

花たより (3)

桜の花に気をとられ、上ばかり見て歩いていたが、地表近くに鮮やかに咲く小さな花を見つけた。よく見ると、少し前までは硬い蕾だったクロッカスが、開花し、花の中の鮮やかな模様を見せている。今日はデジカメを下に向けて、クロッカスを主役に写真を撮ってみた。

クロッカスは、花サフランともいい、パエリアの香辛料として使われるということを、最近知った。そういえば、花びらの色は違っても、中の芯の部分は、みな黄色い色をしている。それもかなり強烈な黄色だ。
寄せ植えのように、色とりどりのクロッカスが混ぜて植えられているもきれい。
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花びらが縞であったり、中のおしべがオレンジ色に近い黄色いクロッカスは、小さいながら、個性的で、精一杯自己主張しているようだ。
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また林の中でひっそり咲くクロッカスは、強烈な色というより、控えめな淡い色の花を咲かせている。
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花言葉は「青春の喜び、切望」。春を待ち望んでいるような若々しく明るいイメージの花だ。
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# by amtask | 2007-03-07 16:45 | Comments(6)