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短かった夏の終わりに

バンクーバーの夏は短いのに、私が日本から戻ったのが6月も末でした。バンクーバーの夏は6月と7月、8月は秋風がふき始めると言われていますが、今年は7月も気候が不順で夏らしい日は少なく、ようやく夏らしい日が続いたと思ったら、もう8月。月が替わった途端に夏は終わってしまいました。
バンクーバーの夏のイベントは、7月1日のカナダデイ・7月下旬の3回の花火・最後にPride parade、それが終わると8月、8月は夏と秋がすれ違う時期なのです。

今年のカナダデイ(7月1日)のパレードは、日本から遊びに来ていた友人ご夫妻と一緒に見ました。毎年同じようなパレードでも、一緒に見る人が楽しそうだと、それだけで、嬉しい気持ちになるのです。

毎年行われる花火、たまにスポンサーが変わったり、(この数年、スポンサーは日本の企業のホンダ)、毎回、花火の主催国が変わり、花火の出来栄えを競い、その年の優勝国を決めるのです。
毎回同じような花火なのに、どうして飽きもせずに行くのかと自分に問うてみたら、家から近いというのが一番の理由、そして音だけ聞こえるのが何か空しいから、というのが2番目の理由。でも何と言っても、きれいなものは何度見ても見飽きない、というのが私の本音かもしれません。
そして毎年花火を見るのですが、初日は、今年も元気で花火が見られたと感謝し,2日目は何も考えずに行き、最終日は今年も全部見られたと満足するのです。そんな訳で、今年も何の変哲もない花火なのに、皆勤賞でした。
今年の夏の備忘録として、2日目と3日目の花火、印象に残った写真を載せてみます。
1日目(オランダ)は、7月のBlogにアップ済み。
2日目(オーストラリア)は、花火自体も華やかできれい。混雑もほどほどでした。
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3日目は(アメリカ)、10年花火を見続けてきたのですが、一番人が多かったと思います。とにかく酷い混雑で、海岸沿いの通りは、歩こうとしても思うように前に進めないほど。いつもは辿りつける波打ち際まで行くこともできず、道路に近い芝生の上で見ることになりました。それでも座って見られただけラッキ―だったかもしれません。花火も気合が入っていて、見ごたえがありました。
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毎年、花火最終回の翌日は日曜日、Pride Paradeの日と決まっています。今年は珍しく朝から曇っていて家を出るときは寒い程、それでも昨夜の花火に続いて人人人・・・。
混雑は、パレードのスタート地点が一番混みあうので、西の方に歩いて行って、立ってみました。10年も見続けているので、流石にパレード自体は私にとって珍しくもなく、面白くもなく、始まってしばらく見た後、帰ろうかなと思い始めた時・・・
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その次の瞬間、大勢の人のざわめきを感じ、いつものパレードとは違う雰囲気が漂い始めました。何か物々しいのです。一塊になった人々の集団が近づいてきた時、後ろに立っている若い女の子の声が興奮気味に「トルドーだ!トルド―!トルド―!」と叫ぶ声が聞こえました。
警護する人々に囲まれて、Trudeau首相と家族が一緒に行進しているのが見えました。まだ首相になりたての若くて新鮮なTrudeauに、人々は興奮して手を振り、Trudeauと妻も晴れやかに手を振っています。子供3人も行進に参加しています。
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日本とは文化も思想も違うので、仕方がないことですが、日本の安倍首相がゲイパレードに家族と共に参加して行進するとは考えられません。
今この国では、国民が素直に新しい首相を歓迎して手を振り、首相も国民が祝うパレードに参加して、晴れやかに手を振る、こんな光景をみて、何だか羨ましいような気がしたのです。

私達はTrudeauファミリーを見た後で,人垣から外れました。パレードは3時間も続くのですが、私達が見たのは小1時間。昨年は今年3月に亡くなった友人も交えて見たPride Parade、彼は賑やかなお祭りが大好きだった、そんなことを思いだしながら家に戻りました。

翌日8月1日は月曜日ですが、BC Day(Civic Holiday) で休日。そして待っていたかのように雨模様。日本とは違い、8月はやはり夏が秋と交代するちょっと寂しい月なのです。
# by amtask | 2016-08-05 16:04 | Comments(4)

自然からの贈り物 Bee Pollen

Bee Pollen(ビーポーレン) はサプリメントですが、その出会いは私のミステイクによる偶然、いわゆる「怪我の功名」というものでした。
20年も前から、我家では3~4か月に一度、アメリカのサプリメントの会社から通販でビタミンなどのサプリメントを個人輸入しているのですが、1年ほど前、他のものと一緒に、常備薬としてプロポリスを注文しました。
暫くたったある時、プロポリスをとりだそうとして、箱の中を探してみたのですが、プロポリスはなく、見慣れないサプリが出てきました。それがBee Pollenでした。発送元の会社が間違えたのかと思い、注文書を確認すると、確かに私がBee Pollenを註文したことになっていました。プロポリスは、Bee Propolis と表示されるので、私が注文時に間違えてしまったのです。捨てるのはもったいないし、Bee Pollen とはどういうものかネットで調べてみると、次のようなことがわかりました。

ミツバチは花から花粉を採取する際に体内から酵素を分泌し、その酵素と花粉を丸めて自分の巣へ持ち帰る習性があります。このミツバチ花粉は彼らの食料でもあり、ロイヤルゼリーを分泌するためにも必要なもの。ローヤルゼリーを食べる女王蜂は、ミツバチの何十倍も生命力があると言われています。そのローヤルゼリーの元になっているのがBee Pollen。それ故、パーフェクトフードとか、スーパーフードと言われるのです。

その成分は次の通り。
天然の栄養素90種類が含まれていると言われていますが、天然のものなので、採取する時期や地域によって多少のばらつきがあるようです。
①アミノ酸(タンパク質の元となるアミノ酸は20種類あり、そのうちの8種類は必須アミノ酸、人の体内では合成できないので食品から摂る必要があるが、この必須アミノ酸がすべて含まれている。)
②ミネラル(カルシウム・マグネシウム。亜鉛など16種類 微量元素だがバランスよく含まれている)
③酵素(18種類)
④ビタミン(16種類)

効能は、免疫力増強・新陳代謝促進・抗アレルギー・整腸作用・貧血予防・アンチエイジング・美容効果・ダイエット効果
夢のような食品ですが、抗アレルギーとして花粉症にも効果があるというのも、ちょっとびっくり。天然の栄養素が90種類も含まれているということも凄いです。
しかし副作用もあり、蜂アレルギーの人は要注意だそうです。

私は、この説明を読んで飲んでみることにしました。今から3か月ほど前の事です。
私の手元には錠剤のサプリが2瓶もあったのですが、初めてなので、1日に1錠の半分から始め、様子を見ました。2~3日飲んでも異常がなかったので、毎日1錠摂取することにし、日本への一時帰国の時も持参して、毎日1錠飲み続けました。
今までは一時帰国の時、食べ物や水が変わるためなのか、お腹の調子が一時的に狂うことがあったのですが、今回の滞在では調子を崩すことはなく、普通の状態でした。
バンクーバーに戻ってしばらくすると、腸の状態は更によくなり、何よりお腹の中がとてもきれいになった実感があるのです。

約1か月半の日本滞在の後バンクーバーに戻り、久しぶりにあった友人の2~3人から、「少しやせたみたい。ダイエットかエクササイズしているの?」ときかれました。複数の人から尋ねられて、少し心配になり、体重を計ってみると、今までと同じ体重。自分でも少しスリムになった気がして、もしかしてBee Pollen 効果かもしれないと思うようになりました。軽いエクササイズはしても、ダイエットはしてなかったからです。

私がこのサプリを飲み始めて、しばらくたって夫も飲み始めました。
まだ、私ほどの効果はないにしても、お腹は快調だというので、私達にとってはこのサプリは、整腸作用があるのだと思っています。
ついでにアンチエイジング・美容効果もあるといいのですが、まだ「きれいになった」という言葉は、きいていません。
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2週間ほど前、アメリカの会社から個人輸入していたBee Pollenは飲み切ってしまい、再び同じ通販の会社に注文したのですが、その後のカナダの輸入規制で、アメリカから個人輸入ができなくなりました。仕方なく近所のサプリのお店で買ったのは、顆粒状になったBee Pollen 、いかにもミツバチが運んできたという感じの顆粒。美味しくはないですが、少し甘くそれほどまずくはないので、毎朝小さじ1杯、お水で流しこんで摂取しています。たった小さじ1杯のBee Pollen できれいになり、健康になれるなら、まさにミツバチが運んできてくれた自然からの贈り物。これからも食べ続けようと思います。
# by amtask | 2016-08-02 09:47 | Comments(2)

バンクーバーの夏の風物詩、花火とBBQ

7月最後の週末、バンクーバーにもようやく夏が来ました。
土曜日は今年夏の花火の初日、恒例のバンクーバー・イングリッシュべイの花火大会です。
花火大会は3回行われ、1回ごとに色々な国が主催国となり、花火を競います。
花火大会のスポンサーは今年も日本の企業ホンダ。花火の主催国は、オランダ・オーストラリア・アメリカで、初日はオランダです。私は近所に住んでいるので、この花火大会10年も見てきましたが、オランダが主催の花火は多分初めて、どんな花火が見られるのでしょうか。

その日、初日ということもあり、混雑が予想されるので早めに家を出ました、と言っても15分ほどですが。
花火が始まるのは夜10時から、その日は30分前には、海岸に着きました。
私達は海岸の波打ち際の近くまで行き、マットを敷いて座りました。この場所が、音楽もよく聞こえるし、一番身近に迫力を感じて見られるからです。適当な場所に落ち着いて、周囲を眺めまわしてみると、お天気が良い週末で花火の初日なのに、意外に空いているのです。マットが大きければ寝転がって花火が見られるほど。
そういえば、去年も土曜日の初日が空いていて。水曜日の方が混んでいたのを思い出しました。ダウンタウンに勤めている人が、平日の水曜日に見に来るからでしょう。
とにかく、今はマットに座り後は花火が始まるのを待つだけ。まだ空は明るさが残っていて、刻々と空は暗くなっていくのですが、それに反比例するように花火への期待感が高まっていく気分が、何とも言えません。
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花火はたった30分間だけですが、最近慣れたので、それほど短いとは思わなくなりました。
いよいよ花火が始まりました。しかし、今年は、空に黒い雲がかかり、花火は思ったほどきれいに見えません。色は赤が基調になっているのですが、色彩にも乏しい気がしました
中盤は、打ち上げた花火の煙がそのまま残って、花火がきれいに見えないが残念。
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花火が始まり20分を過ぎた頃、フィナーレの華やかさが期待できるのですが、その日はそれも少し迫力に欠けたように思います。
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花火は期待したほどではなかったですが、見終わって家路につく頃には、今年も元気に花火が見られて良かったという満足感を味わうことができました。
花火と桜の花は、何度でも見たいもの。そして「今年も見られた」ということが、私にとってはとても貴重なことに思えるのです。

花火の翌日は、友人の家のBBQパーティーに出席しました。
BBQパーティーを催して下さったMさんのおうちは、郊外の大きなHouse(一戸建ての家)。
その日はポットラックではなく、Mさんがお酒を召し上がらないので、お酒は自分が飲む分は自分で用意していくことになっていました。なので私達はワインと簡単なつまみ(枝豆とセロリ・パブリカのキンピラ)を用意していきました。
私達が着いたころ、お肉やお野菜は半分焼きあがっていて、良い匂いが玄関まで漂っていました。
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午後4時過ぎ、9人のメンバーが揃い、久しぶりの再会に乾杯し、後は食べたり、喋ったり楽しい時間を過ごしました。
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夕方日が暮れる前に、お庭に出て女性グループはインゲンやサヤインゲンを摘みながらまたお喋りしたり、散策したり・・・。ふとお庭の隅に目をやると、紫陽花が秋色になっているのが見えました。
バンク―バーの夏は早く来て早く去るのです。もうすぐ8月、8月は吹く風に秋を感じるちょっと淋しい季節。
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4時から始まったパーティーは11時近くまで続き、それぞれの家路につきました。

花火とBBQ,バンクーバーの夏の風物詩ですが、この週末の2日間ようやく良いお天気に恵まれて、充分夏を味わうことができました。
# by amtask | 2016-07-27 04:17 | Comments(4)

紫陽花の季節

バンクーバーには梅雨がありません。でも紫陽花は街にあふれるほど沢山咲いています。
しかも元気で秋まで咲き続けるのです。
移住した直後、強い陽射しの中で逞しく咲いている紫陽花を見て驚きました。
日本の紫陽花は雨の中で咲き、梅雨が明けると花は終わってしまうので、紫陽花は雨の中に咲く花だと思っていたからです。
移住して10年も経つので、真夏でも咲く紫陽花にも驚かなくなり、移住直後の感動は薄らいだものの、時々はっとする紫陽花に出会います。

公園や街角でピンクの紫陽花見つけました。紫陽花と言うと、青や紫、それに白い花を思い浮かべますが、ピンクの紫陽花も優しい感じで心が和みます。
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私は紫陽花の花が好きですが、特に紫陽花のある景色に惹かれます。↓の写真はスタンレーパークの中で撮ったものです。いつか絵に描いてみたい景色です。
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住宅街の一角に、沢山紫陽花が植えられているフロントガーデンがあります。家々の窓を覆うほどの紫陽花も迫力があって見ごたえがあります。
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白い紫陽花も好きな花です。繊細なアナベルは日本でも見かけますが、バンクーバーでも咲いています。
下段の白い花は、微かに色が変わり始めています。7月ももうすぐ終わり、北国のバンクーバーの8月は夏から秋に代わる季節、夏が来ないうちに秋が来てしまうのでしょうか。ちょっと淋しい今年の夏です。
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# by amtask | 2016-07-23 16:13 | Comments(6)

初めての在外選挙

6月末日、初めて在外選挙で、参議院選の投票をしました。
3年ほど前、私は住民票を抜いたので、日本では投票できなくなったからです。それに今回の参議院選の争点は、憲法改正問題と非常に重要な選挙、是非投票したいと考えていたので、日本に一時帰国する前に在外選挙人証の手続きを済ませておきました。
日本から戻るとすぐ、在外選挙人証を受け取りに領事館に行ったのですが、投票の〆きりが7月2日までだと知って、ついでに投票も済ませることにしました。
しかし急に投票することになり、投票用紙を目の前にして、誰に投票するかまだ決めていないことに気付いたのです。日本での投票は、世田谷区の小さな児童館の中の、囲われたブースの壁に、東京都の候補者の名前が貼ってありましたが、ここでは日本全国の候補者の名簿が、分厚いファイルになって置いてあるだけ。
日本では、投票に行く前に各候補者の公約や主張など知り、投票する人を決めて行ったのですが、急遽投票することになったので、投票する候補者を決めていなかったのです。しかもここでは、分厚いファイルから名前を探し出すだけでも大変な作業。しばらく考えてようやく一人の候補者の名前を思い出し、記入したのです。
偶々その前夜、その候補者の演説をネットで聞いたから、そして大筋、私の意見(原発や改憲について)と同じだったので、その候補者の名前が記憶に残っていたのです。
私は指示された通り、記入した2枚の投票用紙を別々の封筒に入れて、それをまた少し大きめの1つの封筒に入れて、提出しました。私は住民票を抜く前は、東京の世田谷区に住んでいたので、投票用紙は世田谷区選挙管理委員会に送られるようです。

その後、その候補者の演説をネットで見たのですが。彼が演説を行う駅前の広場には、見たこともない程の大勢の群衆が集まり、熱っぽく語る彼の演説に耳を傾けていました。自分で考え、自分の言葉で語る演説が印象的でした。
一方、彼の対極にある与党公認の候補者の演説もネットできいてみました。ところが演説しているのは応援に駆け付けた安倍首相。候補者は黙って時々群衆に手を振るだけ。群衆と言っても閑古鳥が鳴くようなまばらな人影、私の見ている間中、候補者自身の声も言葉もきけませんでした。

そして7月10日の投票日の後、ネットで見たニュースで、参院選の投票率についての報道がありました。期日前の投票者数は過去最大、なのに史上最低の投票率だというのです
そして東京のおける当選者6人の名前が報じられましたが、閑古鳥に向かって黙って手を振っていた与党公認の候補者が当選し、東京の主要な駅前広場などで、大勢の群衆を集めて熱弁をふるっていた候補者が落選という結果だったのです。不思議、何かおかしいと強い違和感を感じたのです。そして、過去にも私は同じようなことがあったことを思い出し、私が自分のblogの「ひとり言」の中で綴った2013年1月付「不思議な選挙投票率」を読み返してみました。
2012年12月の選挙の争点は、原発と消費税問題、そして同時に都知事選も行われたのです。
その選挙の時、私は未だ日本の住民であったし、日本に一時帰国中だったので、日本で投票できたのです。それで投票日に、家の近所の投票所に行ったのですが、見たこともない長蛇の列が投票所〈住宅街の小さな児童館)をとりまいていました。ところが当日のお昼のNHKのテレビニュースでは、「史上最低の投票率」と報じていたのです。ニュースをきいたお昼の時点で、「投票日の半分しか時間が経っていないのに、なぜ史上最低と断定できるのか」という素朴な疑問を持ちましたが、「見たこともない長蛇の列」を目の当たりにして、私の疑問と違和感が更に大きくなりました。そして開票の結果は原発賛成・消費税賛成の候補者が当選、毎週金曜日の夕方、首相官邸前に集まった原発反対派は、一体どちらに投票したのか?と不思議でした。

それが3年半経った今回の2016年の参院選の状況も「史上最低の投票率」、その時の状況と似ています。2014年2月の都知事選でも、閑古鳥の前で演説した舛添氏が当選し、陸橋が壊れるほどの大群衆の前で演説した細川氏が負けた時と似たような構図。大群衆を集める候補者は落選し、閑古鳥の前に立つ候補者は当選することが繰り返されているのです。どう考えてもおかしいと思います。

その時のblogにも、私は「不正選挙―ムサシ」ということまで書いていましたが、私自身半信半疑だったと思います。今回の選挙でも断定はできませんが、あまりに不自然なことが繰り返し起きると、ますます選挙そのものに対しても、疑心暗鬼になってしまいます。
もし不正があるとすれば、報道される「最低の投票率」も作られた数字かも知れません。実際の投票率が上がったとしても、選挙のたびに「最低の投票率」だとニュースで流されれば、選挙そのものを信用しなくなった国民は選挙に行かなくなり、実際の投票率も「最低の投票率」になってしまい、日本は為政者のやりたい放題の国になるでしょう。
今回の選挙の後、東京だけでな区地方のあちこちで、不思議な現象が起きているようで、とうとう地方紙のいくつかが「不正」という言葉を使い、この問題を取り上げ始めました。過去においての疑問も含めて、何らかの方法でこの問題を、しっかり解明してほしいと思います。それを怠れば、日本から民主主義は消え、独裁国家になってしまうからです。

あと半月もすれば、都知事選です。在外選挙は国政選挙しか投票できないので、私は地方選である都知事選の投票はできません。でも、気持ちは未だ都民の私、この都知事選では、疑いもなく公正に選ばれた本当の当選者が、東京都の知事になることを心から願ってやみません。
# by amtask | 2016-07-16 16:34 | ◎ ひとり言 | Comments(0)