遅い春の兆し

前回のblog「足踏みしている春」をアップしてから1カ月以上経ってしまいました。ようやく春の兆しを見つけたのが数日前、買物の帰り道で見たフロントガーデンに咲く黄色い水仙、その脇で、ちょっと元気が無くなった白いスノードロップに、ようやく冬と春の交代を感じたのです。

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いつの間にか季節は廻り、日も長くなりました。そして昨日はDaylight Savingの初日。たった1時間の時差ですが、まだ慣れるまで少し時間が必要なようで、初日の昨日は「春眠暁を覚えず」で、とても眠い日でした。

でも、たった2週間ほど前は、バンクーバーに遅い冬が到来。2月半ばの突然の大雪の翌週には、2回も雪が降りました。春が足踏みしていたのは、冬の到来が遅かったからでしょうか。ダウンタウンの街にもかなりの積雪があり、タウンホームの内庭では雪だるまができるほど降ったのです。

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大雪の翌日は晴れ、雪のお蔭で空になった冷蔵庫を満たすために出かけた街は、きれいな雪景色になっていました。

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雪が溶けて数日後、コールハーバーの海沿いの道は、多くの人々が歩くようになり、ロブソン通りでは騎馬隊の馬がのんびりお散歩(?)するのに出会いました。冬の間静かだった街に人や動物が動くのを見て、春の到来を実感できました。

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それでも、遅れてきた冬のお蔭で、今年の桜の開花は遅れそうです。


3月の初旬と言えば、日本の大震災のことが思いだされます。今年は大震災から7年目です。数日前のことですが、「東日本大震災を忘れない、津波被害の着物をタペストリーに。トークとミュージックの夕べ」というイベントに参加することができました。あの忘れもしない東日本大震災が起きた日、当時私はバンクーバーに居て、春の一時帰国の予定を立てている最中でした。なぜかあの日(2011311日)のこと、つい最近のことのように鮮明に覚えているのも不思議です。そして今、私が住むカナダで、このようないイベントが催され、それに参加できたことに感慨深いものを感じました。


このイベントの主催者の方の説明によると、津波で被害を受けた着物の生地を丁寧に何度も洗い、それぞれの思いを込めて、パッチワークによるタペストリーに仕上げたそうです。世界各国からも、その生地を使って作られたタペストリーが届けられ、展示されていました。そのタペストリー、2020年の東京オリンピックの時に日本に送られ、展示されるというのです。

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コンサートは約2時間、クラリネット(橋爪恵一氏)のソロ演奏と、ピアノ(アレキサンダー・恵子氏)・チェロ(Bo Peng)を加えた三重奏、それに日本人のコーラスグループ(Winds)・台湾からの合唱団(Egret )のコーラスなどで、素敵な音楽が奏でられました。このイベントには日本人だけでなく、色々な国の人々、特に台湾の方が沢山参加されでいて、会場は和気藹々とした雰囲気に包まれていました。


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by amtask | 2018-03-13 10:08 | Comments(6)
Commented by rabbitjump at 2018-03-13 21:09
黄色い水仙は春の気配を一段と濃くしてくれますね。
雪の後でなおの事、春の息吹を感じたことでしょう。
それにしてもあの震災から7年、
TVで拝見する限り被災にあった人の
復興が進んでいない現実が切ないです。
カナダでおこなわれた被災地を思う気持ちに感謝です、
とても暖かい気持ちを感じて嬉しく思います。
Commented by amtask at 2018-03-14 01:32
rabbitさま
おはようございます。
バンクーバーも三寒四温、昨日は暖かかったのに、
今日はまた肌寒い朝です。
3・11から7年経ったのに、復興が進んでいないどころか、
原発推進派が日本に存在することが信じられません。
台湾の人々、台湾に行った時も、この地カナダでも、
親日派の方が多いことを知り、嬉しく思います。
国境を越えて、地球の平和と安全を守ることが大切だと思いました。
Commented by はっちゃん at 2018-03-14 08:59 x
おはようございます(^_-)-☆
すっかりご無沙汰しています。
もう間もなくに、こちらにいらっしゃる用意をする頃でしょうか?

バンクーバーにも本格的な春の訪れですね?
こちらも急に気温が上がり、桜の開花予想が早まったようです?
今、我が家はちょっと修理中で何となくガタガタしています。家も住人も年取ってきましたので(^_-)-☆

7年前の3.11を思い出すと、その一年前に亡くなった主人のことがいつもに増して思い出されます。
バンクーバーでこうしたイベントが催されるとは驚きです。
やはり、日本だけの問題ではないのですね。
Commented by amtask at 2018-03-15 02:52
はっちゃん
おはようございます。
こちらは少し近づいた春は、また足踏みをしているようで、
桜は2分咲き、今朝は肌寒い雨です。

私共も、日本の我が家、どうにかしなくてはと思いつつ、
いつも時間切れで戻ってしまうので、今年こそはと思っているのですが・・・。

3・11の大災害から7年経ちましたが、地球規模の環境汚染という意味でも、
世界の人々は忘れることはないでしょう。

春の一時期国は、4月を予定しています。
またお目にかかるのを楽しみにしています。
Commented by semineo at 2018-03-18 23:21
こんばんは
冬から春へ、一年で一番華やぐ季節ですね。
昨日、東京は桜の開花宣言があり、
我家の方でもチラホラ咲き始めました。

3.11は忘れられませんね、
宮古出身のお友達は、ご実家もお姉さまの嫁ぎ先も全部津波に奪われてしまい、
7年目のその日をTVで見るのは切ないと、散歩に誘われました。
二人でいてもやはり震災の話になってしまい、
生きられた事に感謝です、と言ってました。

日本に戻られる日を楽しみにしていますね。
Commented by amtask at 2018-03-20 03:21
semineo様
おはようございます。
ここも先週末から急に晴れて、桜や紅スモモが咲き始めました。
ここで言うサクラは、木に咲くピンクの花を総称しているようで、
染井吉野は未だ暫く先のようです。

7年経った、福島の現状はどうなのでしょうね。
日本では、本当の事を報道しているのでしょうか?
北米の人々にとっては、海の汚染や流れ着く瓦礫、鮭に見られる異常などで、福島を思うようです。
でもここに住む日本人としては、現地の人を思いやる気持ちが深いと思います。
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