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春の兆し

1月も半ばを過ぎて、普通の生活が戻ってきました。
今年の冬は今のところ、とても暖かくて外を歩くときでも、手袋が要りません。
山の頂上を見ても雪は殆ど溶けて、人口雪を降らしているスキー場のゲレンデだけが白く見える程度。スキーに行く気もおきません。
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用事でダウンタウンに行く途中、スノードロップが群生しているところに寄ってみました。
落ち葉の間から芽が出て、白い小さな固い蕾が見えました。
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数日後、雨の合間を縫って買い物にいくついでに、公園に行って見ると、スノードロップの花が開いているところと、まだ固い蕾のところがありました。スノードロップにもいろいろな種類があるのでしょうか。
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遠くから黄色い花が咲いているのが見えました。近寄ってみると、黄色い水仙
ピンクの花は、一番早く咲き始める小さな花。フロントガーデンに植えられています。日本では見かけたことはなく、私はバンクーバーで初めて見ました。
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クリスマスローズも咲きはじめました。公園から戻る途中、住宅街のフロントガーデンの白いクリスマスローズは満開に近いぐらい。、他の場所で見た赤い花はまだ蕾、少し開花が遅いようです。
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花達は次々咲く準備をしているようで、街を歩くのが楽しみです。それにしても、雨が多いこの頃ですが、植物にとっては恵みの雨なのでしょう。

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# by amtask | 2015-01-24 17:42 | Comments(4)

今年の新年会

今年の1月も、お正月気分が抜けないうちに、半分以上過ぎてしまいました。
カナダではⅠ月2日から通常の生活に戻るのですが、ここの日本人社会では、色々なグループの新年会が盛んに行われます。大きな新年会といえば、日本人退職者の会で、会員約180名のうち約100人が集まりました。
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新年会が始まる前には、会の総会があり、会長・役員の新旧交代や会計報告などの後、豪華なおせちのご馳走が配られ、日本酒で乾杯。総領事ご御夫妻、バンクーバーに縁の深い、作家の桐島洋子さんも参加され、賑やかに新春を祝いました。また会員のお孫さんのハープの演奏が、新春にふさわしい華やかさを添えていました。
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その数日後は、友人の家で内輪の新年会。9人が集まり、昼の12時から夜9時ごろまで食べたり飲んだり笑ったり・・・。
この日は、女性が6人、男性3人。女性が多かったので、ご馳走が沢山。その日のハイライトはカニの茹でたもの、男性群は、カニ味噌にお酒を注ぎ、余すところなくカニを堪能。カニを食べるときだけは皆静かです。
その後は無礼講的な宴会となりました。
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またその数日後、他の友人宅での新年会がありましたが、私は都合がつかなくて欠席。出席した夫が、懐かしい日本の食べ物を戴いてきました、自然薯です。食べ方をネットで調べると、「皮はむかずに火でひげを焼き~、」とありました。アパートのコンロは、香取線香のような渦まき、網もないので、渦巻の上に直に自然薯を置き、転がしながら細い根を焼き、すり下ろしたものを、お吸い物より少し濃いダシでのばし、炊き立てのご飯にかけて食べました。
子供の頃、母が作ってくれたとろろには生卵が入っていましたが、ここでは誰も生卵は食べません。なので、卵は省きましたが、充分に美味しかったです。いつ食べたか覚えていないほど、昔に食べたとろろ、懐かしい味でした、(写真は最後に残った1/3の自然薯)
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この後、1月の月末にかけて、大きな新年会が、まだ2つあります。バンクーバーの日本人社会では、まだ暫くお正月が続くようです。
# by amtask | 2015-01-19 16:43 | Comments(4)

Poplar Bear Swim 2015

A Happy New Year
バンクーバーのお正月の一大イベントPolar Bear Swim。今年も行って見ました。
この行事はいわゆる寒中水泳ですが、日本では修行の意味があるのに比べて、かなり違う雰囲気です。
カナダのは、泳ぐ人も見る人も、大騒ぎして笑い転げるというお祭り気分のイベント。泳ぐと言っても、水着を着てちょっと海水に触るだけに人が殆どなのです。

今年の元日は、朝から稀に見る良いお天気。観客の服装が厚いコートでなければ、夏と間違えそうなほど明るい陽射しの光景でした。スタートは2時半からなので昼食をとった後、、近くにお住いのSさん御夫妻とアパートの前で待ち合わせ、海岸に向かいました。でも海岸の波打ち際まで行ったのは私だけ、他の3人は高い所からの見物です。

波打ち際まで行っても、大勢の人が人垣を作っていて、泳ぐ人たちのスタート地点が全く見えません。
でも泳ぎ出た人たちが、まじかに見える波打ち際まで、できるだけ近づきました。それでも最前列ではなく、人と人の間から少し写真が撮れれば良い、と半ば諦めていたら、スタート前なのに、海から上がってくる人が急に、濡れた体で人垣を割ってすり抜けていきました。私のコートは少し濡れてしまったけど、その時できた空間にするりと入り込み、運よくほぼ最前列に。それ以上前に出ると海の中。これ以上は無理と思って周囲を見ると、ひざ位までしっかり水に浸って写真を撮っている男性がいました。ズボンを半分濡らして、水の中に立っているのはさぞかし冷たいし寒いだろうな、と思って顔を見ても。写真を撮ることに夢中、何にも気にしていない様子でした。私は波が来るたびに足元が気になりますが、穏やかな海なので靴は濡れませんでした。泳ぐ人の様子も面白いですが、写真を撮るおじさんたちの様子も興味深く、写真におさめました。。
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スタート前の静かな様子。ヨットや救助船が少し離れたところに停泊しています。写真を撮りたい人も、静かに待っています。
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2時半スタートで、泳ぐ人は一斉にスタート地点から海に駆けていくのですが、私が立っている所からは見えず、これから泳ごうとする人、海水に触れたとたん海岸に戻ろうとする人たちが交錯するのが見えました。
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イベントが終わりに近づいた頃でも、これからしぶきをあげて泳ぎ出すグループもいて、しばらく賑やかさは続くようです。
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2時半スタートで、15分もすると海で泳ぐ人は殆どいなくなり、Life Guard のおばさんが高い所から念入りに海上をチェックしたり、参加した人が記念写真を撮ったり、見物客は帰り支度です。
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一人離れて写真を撮り終わった後は、待ち合わせの場所で友人達と無事合流することができました。
砂浜から道路に上がり。海を見下ろしました。毎年見る光景ですが、こんなに大勢の人が、と驚くのも毎年同じでも、やはり凄い人、人、人‼
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その後はどこかお茶しながら一休みしたかったのですが、近くのコーヒーショップは長蛇の列、急遽一番近いうちのアパートでお茶をすることになり、他の場所で見ていた友人の家族も合流して、我が家の狭いリビングに7人が集まり、コーヒーとお菓子で新年を祝ったのです。賑やかで明るい2015年の元日でした。
今年も、人々の笑い声が絶えないような平和な年でありますように。
# by amtask | 2015-01-04 05:39 | Comments(6)

Happy winter holidays!

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今日は12月28日、日本からバンクーバーに戻り2週間以上経ってしまいました。その2週間、私はどんな日を過ごしていたのでしょう。咄嗟に思い出せないほど、時の経つのが早く感じられた2週間でした。

ここ数年、バンクーバーに戻るのは12月も下旬、暮れも押し迫ってからなので、クリスマス前の特別な雰囲気を味わわないうちに年が明けて、という年末でした。
ところが今年は12月半ば前からバンクーバーに居たので、クリスマス前の期待に満ちた雰囲気がとても新鮮に感じられました。クリスマスはカナダの人々にとって、最大のイベント。私が戻った時はクリスマスまでまだ半月もあったのに、街はクリスマスムード一色でした。

この国は他民族が住む国、それぞれの宗教も違うので、公の場では、「Merry Christmas」 ではなく「Happy Holidays」といって祝うのです。だからバスの行き先もHappy Holidaysなのです。

12月も半ばを過ぎると、更にクリスマスのムードが高まって、クリスマスイブから26日にかけて最高潮を迎えます。
25日はクリスマスで祝日、年中無休のSafeway (スーパーマーケット)も25日だけはお休み。ほとんどのレストランやお店は閉店、道を歩く人も車も少なく、街は一日中眠ったよう。26日もBoxing dayで休日、でも大売出しが始まる日なので、街は急に賑やかになるのです。まるで日本のお正月の2日、デパートの初売日のようです。今年はその後に、週末が続くので4連休、随分長い年末の休日です。その後は、1月1日だけが祝日で、1月2日から通常の生活に戻ります。

12月はパーティーの季節、日本では忘年会が盛んですが、ここでは忘年会ではなく、ほとんどがクリスマス パーティー。私達も昼から夜までの長時間のパーティーや、数時間のティーパーティー、ランチパーティーなどに参加しましたが、レストランでの集まりは1回だけ、ほとんどがホームパーティーでした。そんな集まりも、20日過ぎまでで、カナディアンの多くは、クリスマスイブやクリスマスの日には教会に行ったり、ごく親しい人が集まる内輪のパーティーを楽しむようです。

今年のクリスマスイブは、うちでは2人クリスマス。 今年は簡単なクリスマスディナーを用意してから、スタンレーパークにクリスマス・イルミネーションを見に行きました。毎年恒例のBright Night in Stanley Park というイベントで、ずーっと以前から行きたいと思いつつ、実現していなかったのです。今年のクリスマスイブは、良いお天気だったし、「カナダで最も壮観といわれる300万個のイルミネーションが作り出す光の洪水・・・」という言葉に誘われて、夜の公園に向かいました。スタンレーパークは、数えきれないほど来ていますが、寒くて暗い冬の夜に来るのは初めて。カナダプレスの光を遠くに見ながら公園を歩きます。
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真っ暗な道をしばらく歩くと、急に明るくなり、人も車も集まっている明るいイベント会場に着きました。大勢の人が列を作り、入場しています。入場料はDonation(寄付)で、金額は自由です。
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ポップコーンやスナックを売るお店も出て、お祭りの様な感じです。子供連れも多く、皆楽しそうに写真を撮ったりしています。
このイベントの目玉は、その光の洪水の中を走る小さな汽車ですが、すでに予約がいっぱい、夜10時過ぎないと乗れないというので、会場の中を歩くだけにしました。会場は結構広く、沢山のイルミネーションで飾られていますが、日本のイルミネーションが洗練された大人向けなのに比べて、ここのイルミネーションは子供向けの遊園地のような感じは否めません。
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でも意外なものに出会えました。初めてフクロウを見たのです。数人の人が木の上を見上げ、口笛を吹いたりしています。何があるのかと思って上を見上げると、薄暗い光の中でフクロウの置物のようなものが、大きな木の枝に止まっていました。時々ゆっくり横を向いたり、周囲を見回しているようです。普段は真っ暗な森の中にいるフクロウは、クリスマスイルミネーションの光の洪水に驚いているのでしょうか。
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26日は友人の家でクリスマス・パーティがあり、夕方から出かけました。こんな日は、道で見知らぬ人に会っても、笑顔でHappy Holiday! とか、Merry Christmas!と言葉を交わしてすれ違うのです。家を出たとたんに華やいだ気分になりました。
友人のおうちに着いた時、既にオードブルが用意され、ゲストを待つばかり。
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メインテーブルには、ターキーやサラダなどのご馳走がたくさん。その日はポットラックではなかったので、私は人参とセロリ、レーズンのサラダを一品持参しただけ。友人ご夫妻の、奥様がほとんど一人で用意されたのです。恥ずかしながら、私はターキーを焼いたことがありません。いつもご馳走になっているからです。
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ゲストの半分ぐらい到着したところで、ワインで乾杯、夕方6時から始まったパーティーは、総勢11人の人が集まってワインを酌み交わしたり、会話を楽しんだり、夜中の12時まで続きました。見知った友人や知人に混ざって、初対面の人がいたり、英語しか通じない人もいたり、でも気楽で楽しい雰囲気のパーティーでした。

そして今日は28日、今年もあと数えるほどの日しかありません。クリスマスの気分は遠のき、これから新年を迎える準備です。気持ちよく新年が迎えられるよう、お掃除もしなくては‼、これは日本もカナダも同じです。
# by amtask | 2014-12-29 11:31 | Comments(4)

師走のバンクーバーに戻りました

先週バンクーバーに戻りました。
飛行機がバンクーバー空港に着いた時は小雨、ダークシーズンの真っ只中に降り立った気分でしたが、翌日から数日は晴れて、冬にしては穏やかで温かいお天気。
戻った翌日、Tさんご夫妻を訪ねた時見たセントポール病院のクリスマスイルミネーション。毎年見ているのですが、いつもこのイルミネーションを見ると、今年ももうすぐ終わりだと実感するのです。
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その翌日は、友人主催のホームパーティーで7人のメンバーが集まりました。何とお昼の12時から夜9時過ぎまで、飲んだり、しゃべったり笑ったり・・・。時差ボケも忘れて楽しい時を過ごしました。
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その帰り路で見た、ロブソンストリートのイルミネーション、ふと上を見上げると、沢山の人形が屋根の上に飾られていました。
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街を走る公共のバスの行き先は、Happy Holiday、「もういくつ寝るとクリスマス」という期待が感じられる街を歩きました。
そしてその翌日は、ランチパーティーで、郊外まで車で出かけました。せっかくの中華料理でしたが、飲み物はお茶だけ、男性も多かったのですが、アルコール類は誰も頼みませんでした。飲酒運転をしないためです。それでも美味しいご馳走と楽しいおしゃべりで充実した時間を過ごしました。夕方家に戻り、夕食の時のビールの美味しかったこと。

バンクーバーに戻った早々、パーティー続きで疲れましたが、早く時差ボケから解放されました。明日からバンクーバーの日常が始まり、クリスマスとお正月の準備もしなくてはなりません。楽しい年末が過ごせるよう、風邪にも注意しなくては・・・。
# by amtask | 2014-12-17 17:05 | Comments(4)